片山勝茂

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片山 勝茂(かたやま かつしげ、1974年 - )は、日本の教育学者、教育哲学者。専攻は教育学、教育哲学。

略歴[編集]

1974年兵庫県生まれ。1997年京都大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科修士課程修了。山崎高哉に師事。その後、同博士課程を経て渡英し、ロンドン大学教育学研究所に学ぶ。帰国後、日本学術振興会特別研究員、立正大学非常勤講師仁愛女子短期大学幼児教育学科准教授を経て、2010年より東京大学大学院教育学研究科准教授

思想[編集]

プラトン認識論研究からキャリアをスタートさせる。現在は、教育の公共性論を、英米系の教育改革の動向に着目しつつ研究している。

主要な著書[編集]

  • 『現代の学校経営を考える』(共著)、北樹出版、2002年
  • 『道徳教育の可能性―その理論と実践―』(共著)、ナカニシヤ出版、2005年
  • 『教育哲学の再構築』(共著)、学文社、2006年
  • 『基礎教育学』(共著)、放送大学教育振興会、2007年
  • 『現代日本の教育を考える』(共著)、北樹出版、2007年