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無目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドアと明り取りの窓を分ける無目

無目(近年ではむめ、古来よりぬめ)とは、建築(木造、特に造作)用語である。

木造建築に於いて、溝を衝いていない鴨居の事。開き戸(ドア)の鴨居部分の事。

建具英語: transom)用語では、上下につながった(段窓)や上部に明り取りの窓がついたドアでは上下を仕切る部材を、カーテンウォールでは横桟(さん)部材を指して言う。

英語名の"transom"は欄間をさす事もあることから、無目の部材をさす場合は特に"transom bar"と言う場合もある。この発音はカタカナにすると「トランサム」であるが、サッシ業界ではにごって「トランザム」と呼ばれることがある。縦を強調したカーテンウォールを「トランザムタイプ」のように使っている。

関連項目

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