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泰平ヨンの未来学会議

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泰平ヨンの未来学会議
Ze wspomnien Ijona Tichego Kongres futurologiczny
著者 スタニスワフ・レム
訳者 マイクル・カンデル(英語版)
深見弾(日本語版)
発行日 1971年(ポーランド語版)
1974年(英語版)
1984年(日本語版)
ジャンル SF / ブラックユーモア
ポーランド
言語 ポーランド語
コード ISBN 978-4-08-773058-6(日本語版)
ISBN 0-15-634040-2(英語版)
OCLC 11812537(英語版)
DDC 891.8/537 19(英語版)
LCC PG7158.L39 Z413 1985(英語版)
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泰平ヨンの未来学会議』(たいへいヨンのみらいがくかいぎ、ポーランド語: Kongres Futurologiczny)は、スタニスワフ・レムによる1971年のブラックユーモアSF小説である。彼の数作品の主人公泰平ヨン英語版の冒険を描き、彼はコスタリカヒルトンでの第八回世界未来学会議に訪れた。本書は、幻覚の一種である明らかにユートピアの未来という一般的SFの比喩に関するレムの場合のそれである。

概要

本書は題名の会議から始まり、のん気で凄惨なマルサス主義者のその世界でのパロディーである。ある暴動が起き、主人公・泰平ヨンは様々な幻覚剤を浴びせられた。政府と反乱者のいずれも兵器に使用している薬である。ヨンたちは、会議が開かれたヒルトンの安全な下水道に避難した。下水道で彼は、彼の周囲で何が現実に起きたのか、起きていないのか、彼を混乱させる一連の幻覚と疑似覚醒を体験した。最終的に、彼は眠りに落ち、150年後に目覚めたのだと信じた。本書の中心部分はヨンの未来世界の冒険を追う。その世界では誰もが幻覚剤を服用し、幻覚は現実に置き換えられる。

映画

戦場でワルツを』の監督アリ・フォルマンは本書の映画化に取り組んでいる。

外部リンク