汐川
汐川(しおかわ)は、愛知県田原市内を流れ、田原湾へ注ぐ二級河川である[1]。
汐川 | |
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水系 | 二級水系 汐川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 約8.4km km |
流域面積 | 39.5km2 km² |
水源 | 愛知県田原市赤羽根町 |
河口・合流先 | 田原湾 |
流域 | 愛知県田原市 |
概要
上流には森林や農地、下流には市街地や工場が立地している[2]。河口からは、野鳥の飛来地として知られる汐川干潟が広がっている[3]。
主な支流
主な支流として、青津(あおづ)川、越水(こしみず)川、清谷(せいや)川、大日(だいにち)川、蓼(たで)川、仁皇(にんのう)川、宮川などがある[2]。
水質
1990年に全国で最も水質の悪い川(ワースト1位)であると発表された[4]。2002年度の環境省の調査でもワースト4位とされたが、その後、令和2年度までの調査においては、ワースト5位以内には入っていない[5]。
歴史
1897年頃、当時の神戸村長(現在は田原市)仲井式次郎が耕地整理を計画した。当時の汐川は川幅が極端に狭く曲がりくねっており、賛同者は、二毛作が可能な耕地が増え、雨季の氾濫がなくなることを期待していた。県営で改修する事業として取り組まれ、国や地元(現在の田原市に位置する田原町と神戸村)も経費を負担した。地元は組合をつくり、両町村申合せの事業も実施した。これらの事業の記念碑は「汐川改修之碑」として、昭和6年に清谷川と本川の合流地点に建設され、その後、加治橋のたもとに移された[6]。