村元武

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村元 武(むらもと たけし 1943年[1] - )は編集者、出版社経営者。ビレッジプレス代表。

大阪労音事務局に勤務後、1969年の内部闘争で退社。アート音楽出版社でURCの機関紙「フォークリポート」の編集に携わる。

演劇センター68/70(のちの劇団黒テント)の「翼を燃やす天使たちの舞踏」の大阪上演を行い、その実行委員会のメンバーの山口由美子らと、1971年7月に日本初の情報誌「プレイガイドジャーナル」を刊行開始し、編集長となる。独特の誌面を作り、また数々のイベントを仕掛け、1970年代の関西サブカルチャー・シーンに大きな影響を与える。

のち「プレイガイドジャーナル社」の社長に。だが、1985年9月に経営権を譲りわたし、あらたに出版社「ビレッジプレス」を創立。「プレイガイドジャーナル」誌の連載を単行本にする他、雑誌「雲遊天下」「ぐるり」を刊行するなど、独自の出版活動を行っている。

著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『プレイガイドジャーナルへの道』著者紹介

外部リンク[編集]