曹壹

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曹 壹(そう いつ、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代の人物。の皇族。祖父は曹操。父は曹林(沛王)。

生涯

曹林の子として生まれた。曹林の兄弟の西郷侯曹玹が早死し、その跡を継いだ兄の曹賛もまた早くに亡くなると、曹丕(文帝)の命令でその跡を継いだ。

黄初2年(221年)、済陽侯に封じられた。また、黄初4年(223年)には爵位が公に昇格した。亡くなると済陽悼公の諡号が贈られたという。子の曹恒が後を継いだ。

曹恒はその後、景初正元景元年間の間に何度も加増を受けて、合わせて1900戸を領した。

小説『三国志演義』には登場しない。