新撰朗詠集(しんせんろうえいしゅう)は、日本の歌集で漢詩集。上下2巻。藤原基俊撰。
鳥羽天皇のころ成立。『和漢朗詠集』にならったという。和歌と漢詩の朗詠句を集める。白居易・源順・菅原道真・大江以言・菅原文言その他の作が主である。
所収漢詩540首、和歌203首。
藤原基俊が自撰し、自筆した巻子本である。雲紙に金銀の切箔を撒き、銀泥で花鳥を描いたものを用いている。老熟した個性的な書風である。
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