広瀬浩二郎

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広瀬 浩二郎(ひろせ こうじろう、1967年11月20日[1] - )は、日本文化人類学者国立民族学博物館民族文化研究部准教授。日本宗教史・民俗学・障害者文化論を研究。

経歴

東京都出身。13歳の時に失明した。筑波大学附属盲学校を卒業後、1年の浪人生活を経て、京都大学文学部へ進学。同大学の大学院に進み、2000年に京都大学より文学博士号を授与される。2001年より国立民族学博物館で勤務[2]

主な著作

  • 『障害者の宗教民俗学』(明石書店、1997年)
  • 『人間解放の福祉論―出口王仁三郎と近代日本』(解放出版社、2001年)
  • 『触る門には福来たる―座頭市流フィールドワーカーが行く!』(岩波書店、2004年)
  • 『さわる文化への招待―触覚でみる手学問のすすめ』(世界思想社、2009年)
  • 『人のための点字力入門―さわる文字から、さわる文化へ』(生活書院、2010年)
  • 『さわって楽しむ博物館: ユニバーサル・ミュージアムの可能性』(青弓社、2012年)
  • 『身体でみる異文化―目に見えないアメリカを描く』(臨川書店、2015年)
  • 『目に見えない世界を歩く―「全盲」のフィールドワーク』(平凡社、2017年)

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.339
  2. ^ 広瀬浩二郎さんインタビュー

外部リンク