平成よっぱらい研究所
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『平成よっぱらい研究所』(へいせいよっぱらいけんきゅうじょ)は、二ノ宮知子による日本の漫画。
概要
『FEEL YOUNG』(祥伝社)1995年3月号から1996年9月号と、その期間に発行された増刊誌に掲載された[1]。全25話。単行本は、うち24話を抜粋してFEELコミックスから全1巻が発行され[1]、その後、文庫版発行時に完全版として全25話が掲載された。
1話が4ページまたは8ページの読み切り作品で、作者とその周辺の人物を題材にした実録という体裁を取っている。作者自らが「よっぱらい研究所」の所長として登場し、友人らを研究員として、酔っ払った時の様々なエピソード、失敗談、反省などを軽妙に描いている。
親交のある漫画家、おおひなたごうとビリー松本が登場する回もあり、2人がくだらない理由で喧嘩をしたエピソードも明かされている。
登場人物
- 二ノ宮 知子
- 漫画家兼よっぱらい研究所所長。「まあいいか」が口癖。未成年の頃から酒をがぶ飲みしていた。
- もりへー
- よっぱらい研究所研究員。しがないOL。
- 若林 健次
- 漫画家。二ノ宮の人生の師匠で二ノ宮を唯一おののかせる人。
- 田中 A子
- 研究員。近所の人。二ノ宮のバンドU・F・O・Tのボーカル。
- ポンちゃん
- 研究員。U・F・O・Tのメンバー。後に二ノ宮がプロポーズし、二ノ宮家の婿養子となる。
- ベロニータ
- 研究員。U・F・O・Tのベース。
書誌情報
- 『平成よっぱらい研究所』 祥伝社〈FEELコミックス〉、1996年9月7日発行、ISBN 4396761554
- 『平成よっぱらい研究所 完全版』 祥伝社コミック文庫、2003年4月1日発行、ISBN 4396380135