尾形悦郎

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尾形 悦郎
生誕 1932年1月5日
死没 2009年11月1日
東京
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
研究分野 内分泌学内科学
研究機関 東京大学
出身校 東京大学
プロジェクト:人物伝
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尾形 悦郎(おがた えつろう、1932年(昭和7年)1月5日 - 2009年(平成21年)11月1日)は医学者、医学博士。専門は内科学内分泌学

略歴[編集]

[1] 1956年東京大学医学部卒。同大内科助手を経て、1963年米国に留学。ヴァンダービルト大学ウィスコンシン大学ペンシルベニア大学を経て1967年帰国。1975年筑波大学臨床医学系内科教授。1979年より東京大学医学部第四内科教授を務め、1992年に退官し、同大名誉教授。1993年より癌研究会附属病院長、2002年に癌研究会附属病院名誉院長。2009年、悪性リンパ腫のため77歳で死去[2]

著作[編集]

主な著作は以下のとおり[3]

  • 発熱における呼吸代謝機構に関する研究 ,又は、花熱における呼吸代謝機構に関する研究 東京大学における医学博士論文 1962
  • 腎とカルシウム / 藤田拓男、大野丞二と共著、医歯薬出版、1973
  • カルシウム代謝と骨疾患 / 藤田拓男、佐々木哲と共著、医歯薬出版、1977.1、(河口湖カンファランス ; 第9回)
  • ホルモンの作用機序 / 井村裕夫、西塚泰美と共著、医歯薬出版、1977.1、(河口湖カンファランス ; 第10回)
  • カルシウム代謝とホルモン / 医歯薬出版、1984.1、(河口湖カンファランス ; 第21回)
  • カルシウム代謝障害に関する研究-とくにPTH作用不全におけるカルシウム代謝調節networkの動態について / 東京大学、1984-1986
  • 新臨床内科学 / 医学書院、1987.4
  • 内分泌・代謝 / 吉田尚と共著、医学書院、1988.3、(New integrated medical fundamentals)
  • ビタミンDのすべて / 講談社、1993.8
  • 内科診療のあゆみ / 医学書院、1994.3
  • 転移性骨腫瘍の成立機序の解明とその予防・治療法の開発 / 癌研究会、1995-1997
  • エストロゲン補充療法の基礎と臨床 / メディカルレビュー社、1997.5
  • 百科家庭の医学 / 主婦と生活社[他]、大活字版、主婦と生活社、1999.2
  • PTH/PTHrPの基礎と臨床 / 尾形悦郎[他]、医薬ジャーナル社、2002.2
  • ゾレドロン酸のEBM / 尾形悦郎、メディカルレビュー社、2006.6

脚注[編集]