客途秋恨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。210.138.182.133 (会話) による 2012年6月1日 (金) 06:50個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎スタッフ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

客途秋恨
客途秋恨
Song of the Exile
監督 アン・ホイ
脚本 呉念眞
製作 ジェシンタ・リウ
製作総指揮 キン・フージミー・ウォング、ベニー・チャオ
出演者 ルー・シャオフェン
マギー・チャン
音楽 チェン・ヤン
撮影 デビッド・チャン
公開 1991年10月18日 日本の旗
上映時間 100分
製作国 香港・台湾
言語 広東語日本語北京語英語
テンプレートを表示

客途秋恨』(きゃくとしゅうこん、原題:客途秋恨、英語題:Song of the Exile)は1990年制作の香港台湾合作映画。アン・ホイ監督の実体験に基づく自伝的要素が強い作品である。

ストーリー

1973年、映像学を学ぶためロンドンに留学していたヒューエンは、母からの手紙で妹の結婚式に出席するように言われ、香港へと戻ってくる。日本人である母との仲は子供のころから上手くいかず、彼女は祖父母にばかり懐いていた。母・葵子はかつて満州で暮らしていた。日本の敗戦後、家族とともに日本への送還を待っているときに、病気の甥を助けてくれたのが、日本通訳の中国人青年将校である父だった。その父も既になく、妹も夫とともにカナダへ移住したため、実家にはヒューエンと母だけが残された。突如、望郷の念にかられた母は故郷である日本の九州・別府に行こうと思い立つ。気乗りのしないヒューエンだったが、妹のいなくなった家で1人泣く母の姿を見て、母の故郷・日本へと同行することを決める……。

キャスト

スタッフ