夏侯恩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。2400:4051:1160:1500:1ca0:8686:a882:e108 (会話) による 2019年6月22日 (土) 12:23個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

姓名 夏侯恩
子雲
出身地 豫州沛国譙県?
職官 -
所属・陣営等 曹操
家族・一族 兄:夏侯惇吉川英治『三国志』のみ〕

夏侯 恩(かこう おん)は、中国の通俗歴史小説『三国志演義』に登場する架空の武将。

第41回に曹操麾下として登場。曹操の寵愛を受け、宝剣である青釭の剣を預かる。長坂の戦いでの劉備追撃の際に趙雲によって刺殺され、青釭の剣を奪われる。

なお、吉川英治の小説『三国志』では「夏侯惇の弟」としているが、『演義』及び吉川が直接の種本にしたとされる湖南文山の『通俗三国志』では「曹操の随身」とするのみであり、夏侯惇の弟というのは吉川が追加した人物設定と思われる。

参考文献