反復法 (数値計算)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。MerlIwBot (会話 | 投稿記録) による 2012年6月1日 (金) 13:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ロボットによる 変更: zh:迭代法)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

数値計算分野における反復法(はんぷくほう、: iterative method)とは、初期値を定め、

  1. 漸化式により逐次を求め
  2. 適当な判断基準ならば停止

で得られたを求める解とする手法。数値計算に関するニュートン法固有値問題に対する冪乗法もこの反復法の1つである。

アルゴリズムが単純であるために古くから用いられ、様々な関数族が提案されてきている。

十分に滑らかな関数の零点を求めるために関数族を恒等的に


ととればニュートン法(収束する場合は2次の収束)となり

ととればハレー法英語版(収束する場合は3次の収束)となる。