加藤邦男
加藤 邦男( かとう くにお、1935年 - )大阪府生まれ。建築史家、建築論研究者、工学博士、京都大学名誉教授。京都大学の森田慶一 、増田友也 の流れを受ける建築論研究の第一人者である。
詩人ポール・ヴァレリーの『エウパリノス または建築家』、『列柱のうた』に長い間魅惑された著者が、ヴァレリーに関する徹底的な建築論的研究をおこなう。
来歴
1958年京京都大学工学部建築学科卒業。京都大学大学院工学研究科を経て、1959‐62年フランス国立美術学校 建築学科エルベ‐アルベール教室に留学。
1962‐64年ミッシェル・エコシャール都市建築設計事務所都市計画部門主任。
1964年以降、京都大学 工学部助手、講師、助教授を経て、1990年同教授、1999年同停年退官。
1999年から2002年まで大阪産業大学 工学部教授。京都大学工学博士。専攻は建築史、建築論、建築設計。
著書
翻訳
- 実存・空間・建築 (鹿島出版会 ) クリスチャン・ノルベルグ・シュルツ 1978年
- フランスの都市計画 (鹿島出版会 )1965年
- ゲニウス・ロキ ― 建築の現象学をめざして (住まいの図書館出版局 ) クリスチャン・ノルベルグ・シュルツ 1994年
- ル・コルビュジエ事典 (中央公論美術出版 ) ジャック リュカン 2007年