ルドヴィック・フレック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Nnh (会話 | 投稿記録) による 2021年10月4日 (月) 04:33個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (曖昧さ回避ページNatureへのリンクを解消、リンク先をネイチャーに変更(DisamAssist使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ルドヴィック・フレック (Ludwik Fleck、1896年11月11日 - 1961年6月5日)は、ポーランドイスラエルの医師、生物学者。主な業績は、ポーランド(当時)のLwówでの発疹チフスについての仕事(Rudolf Weiglと)[1] と、1930年代に考案した概念「思考集団(Denkkollektiv)である。

「思考集団」という概念は科学哲学・科学論において重要である。のちの「パラダイムシフト」(トーマス・クーン)や「エピステーメー(知の枠組み)」(ミシェル・フーコー)と同じように、これは科学的概念がどのように変化するかを説明するのに役立つ。

注記

  1. ^ T Tansey (2014) Typhus and tyranny, Nature 511(7509), 291.