メイアン

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メイアン (Meilland)は、1850年創立の、フランス園芸育種会社。自社を『バラの創造者および生産者』(créateur-producteur de roses)と定義している。現在の社長はアラン・メイアン(Alain Meilland)である。

グループ会社のメイアン・インターナショナル(Meilland International)は、園芸業界有数の会社で、ヴァール県の育種場の他、世界各地に試験農場や庭園を持つ。

フランスでの子会社のメイアン・リシャルディエ(Meilland-Richardier)は、ヨーロッパ市場におけるバラ苗、切花、果樹などの流通を行っている。

アントワーヌ・メイアン

第一次世界大戦後、自身の育種場を設立。アメリカ合衆国のコナード=パイル社と提携して、アメリカ国内でメイアンのバラを販売した。ゴールデン・ステイト(Golden State)は、アントワーヌのカリフォルニア訪問にちなんで名づけられ、フランスのバガテル・バラ園でのコンテストで金賞を受賞した。

フランソワ・メイアン(1912年-1958年)

アントワーヌの息子。彼が1935年から1939年にかけ作出したハイブリッド・ティーのバラ、マダム・アントワーヌ・メイアン(Madame Antoine Meilland)は、第二次世界大戦後に人気を博し、英語圏諸国ではピース(Peace)の名で親しまれた。

著名な作出バラ

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