ホソエカエデ

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ホソエカエデ
ホソエカエデ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: ムクロジ目 Sapindales
: ムクロジ科 Sapindaceae
: カエデ属 Acer
: ホソエカエデ A. capillipes
学名
Acer capillipes Maxim.
和名
ホソエカエデ(細枝楓)

ホソエカエデ(細枝楓; 学名: Acer capillipes) は、ムクロジ科カエデ属落葉高木。別名、ホソエウリハダアシボソウリノキ

特徴

日本にのみ自生が見られる[1]。東北地方南部以南に分布し、山地に生える。自生地は限られており、見つけることはまれである。

雌雄異株。樹高は10-15メートル。葉は対生。葉柄は3-5センチメートル、幅は7-13センチメートル、長さ4-10センチメートル。葉の裏が白っぽく、葉の中央片先が尖り、鋸歯重鋸歯が細かい。葉裏の脈の付け根に膜がある。花期は5-6月で、色は緑白か淡黄。花柄が1cm。枝の先に8-10センチメートルの総状花序をつける。果実は、長さ1.5センチメートルの翼果

脚注

  1. ^ a b Harvey-Brown, Y. (2020). Acer capillipes. The IUCN Red List of Threatened Species 2020: e.T193524A2241804. doi:10.2305/IUCN.UK.2020-1.RLTS.T193524A2241804.en. Downloaded on 25 June 2021.

関連項目