フランチェスコ・アルベローニ

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フランチェスコ・アルベローニ(Francesco Alberoni, 1929年12月31日 - )は、イタリアの社会学者、作家。

概略

イタリア・エミリア・ロマーニャ州ピアチェンツァ出身。初めパヴィアで精神医学を専攻し、精神分析医をしながら大学で心理学を講じる。後に社会学を修め、ミラノ大学社会学研究所教授、言語伝達自由大学(IULM)初代学長、イタリア放送協会会長代理などを務めた。ベストセラー作家で、「コリエーレ・デラ・セーラ」などの新聞雑誌の定期寄稿家としても発言,企業コンサルタントも数多くこなす。イタリア国立映画実験センター代表[1]

日本語訳

  • 『インナモラメント<恋愛の発見>』大空幸子 訳. 新評論, 1984.2
  • 『エロティシズム』泉典子 訳. 中央公論社, 1991.10 のち文庫
  • 『友情論』泉典子 訳. 中央公論社, 1993.1
  • 『恋愛論』大空幸子 訳. 新評論, 1993.5
  • 『新・恋愛論』泉典子 訳. 中央公論社, 1996.10
  • 『他人をほめる人、けなす人』大久保昭男 訳. 草思社, 1997.10 のち文庫
  • 『借りのある人、貸しのある人』泉典子 訳. 草思社, 1998.4 のち文庫
  • 『宇宙をつくりだすのは人間の心だ』大久保昭男 訳. 草思社, 1999.4
  • 『戦う勇気、退く勇気』泉典子 訳. 草思社, 1999.5
  • 『恋すること』泉典子 訳. 草思社, 2000.8
  • 『生きるとは、希望をもつこと』泉典子 訳. 草思社, 2002.1
  • 『組織をだめにするリーダー、繁栄させるリーダー』泉典子 訳. 草思社, 2002.12
  • 『「逆境」こそ生きる力の源』泉典子 訳. 草思社, 2012.11
  • 『死ぬまで続く恋はあるか』泉典子 訳. 中央公論新社, 2014.

脚注