ハイ・フォースの地主屋敷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。203.95.50.108 (会話) による 2010年2月14日 (日) 13:14個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ハイ・フォースの地主屋敷』(ハイ・フォースのじぬしやしき、原題 The Grange at High Force、米国版では The Adventure at High Force)は、イギリスフィリップ・ターナー作の児童向け小説。1965年カーネギー賞受賞作品。神宮輝夫による邦訳が岩波書店より1969年に刊行されている。挿絵はウィリアム・パパーズ。海とムーア(荒地)に挟まれた、イングランド北部の架空の工場町ダーンリー・ミルズ(Darnley Mills)を舞台とした冒険シリーズとして、「シェパートン大佐の時計」(原題 Colonel Sheperton's Clock)に続く第2作目であり、3作目の「シーペリル号の冒険」(原題 Sea Peril)に続く。さらに邦訳のまだない2作品が続いている。

登場人物

  • デイビド・ヒューズ David Hughes 大工の息子。空想好きで、海での暮らしに憧れている。
  • アーサー・ラムズギル Arthur Ramsgill ムーアの縁にあるブラックロック農場の息子。運動に長ける。
  • ピーター・ベクフォード Peter Beckford 牧師の息子。発明家で、機械好き。

ダーンリー・ミルズの冒険シリーズ