ノヤンダラ晋王

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ノヤンダラ晋王1522年 - 1574年)は、オルドス部・トゥメンの晋王(ジノン)。グン・ビリク・メルゲン晋王の長男。

生涯[編集]

1522年、グン・ビリク・メルゲン晋王とタンスク大ハトンとの間に生まれる。

1542年、父のグン・ビリク・メルゲン晋王が亡くなったため、翌年(1543年)に22歳で後を継いで晋王(ジノン)の位につき、9人の弟に財産を分けて自身は四ホリャー(八白室を守る四オトク)を領す。

1574年、ノヤンダラ晋王は31年間、晋王の位に在って、53歳で亡くなった。長男のブヤン・バートル・ホンタイジは同年に亡くなったため、1576年、その長男のボショクトが12歳で晋王となり、オルドス・トゥメンを領した。

[1]

妻子[編集]

ハトン
サイン・ハトン
  • マングサ・チョークル

[2]

脚注[編集]

  1. ^ 岡田 2004,p251-254,264-267
  2. ^ 岡田 2004,p253-254

参考資料[編集]

先代
グン・ビリク・メルゲン晋王
晋王(ジノン
1543年 - 1574年
次代
ボショクト晋王