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トゥクルティ・ニヌルタ2世(Tukulti-Ninurta II、在位:紀元前891年 - 紀元前883年)は新アッシリア王国時代のアッシリアの王。名前の意味は「我が頼るのはニヌルタ神」である。
アダド・ニラリ2世の息子として生まれた。父の後を継いで紀元前891年にアッシリア王に即位したが、父王の時代にアッシリアが征服したティグリス川西部の諸都市が反乱を起こしたため、遠征を行ってこれを鎮圧した。紀元前885年にはティグリス川の水源に達し、そこに記念碑を建築したという。こうして各地の反乱を鎮圧し、アッシリアの土台を固めた。
死後、息子のアッシュールナツィルパル2世が王位を継いだ。