チョルスー (サマルカンド)

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チョルスー
チョルスーの外観
情報
施工 15世紀
所在地 ウズベキスタンの旗 ウズベキスタンサマルカンド
座標 北緯39度39分19.51秒 東経66度58分36.18秒 / 北緯39.6554194度 東経66.9767167度 / 39.6554194; 66.9767167 (チョルスー)座標: 北緯39度39分19.51秒 東経66度58分36.18秒 / 北緯39.6554194度 東経66.9767167度 / 39.6554194; 66.9767167 (チョルスー)
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チョルスー (ウズベク語: Chorsuロシア語: Чорсу) はウズベキスタンサマルカンドにある建物である。

チョルスーはレギスタン広場シェル・ドル・マドラサロシア語版のそばにある建物で、15世紀にサマルカンドの屋内中央市場として建設された[1]。1404年にティムール朝使節団としてサマルカンドを訪れたスペインの外交官ルイ・ゴンザレス・デ・クラビホ[2]もチョルスーに立ち寄り、道中の見聞を記した自身の著書「ティムール帝国紀行」の中で触れている[1]

チョルスーは「交差点」もしくは「四方向の道」を表す[3]。チョルスーにはタシュケントシャフリサブスブハラなど国内の様々な場所から商品が集められていた。18世紀にはブハラ・ハン国シャー・ムラードの命により[1]、天井のドーム部分の改修が行われている[4]

現在では市場として使用されることはなくなっており、主に文化的・教育的な目的で使用されている[1]。2005年にはウズベキスタン美術アカデミーに売却され、ウズベキスタンの芸術家の作品を展示したアート展などが開催されている[3]

脚注

  1. ^ a b c d Chorsu market in Samarkand”. silkroadadventures.net. 2013年3月15日閲覧。
  2. ^ クラビホ - 世界大百科事典 第2版の解説”. コトバンク. 2013年3月15日閲覧。
  3. ^ a b Ancient Business Center Chorsu in Samarkand”. samarkand-hotels.com. 2013年3月15日閲覧。
  4. ^ Музей галлерея Чор Су”. blt-group.ru. 2013年3月15日閲覧。

参照項目

外部リンク