チクチャン

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チクチャンは、マヤ文明で使われていたツォルキン(暦)の第5番目の日。キチェ語Kan。黄色の地平線、尊敬、英知、周期、権威、正義、真実の象徴。

  • 関連色:緑、赤
  • 解釈:宇宙の力の象徴。クック・クマツ(Q'uq' kumatz)が地平線に現れ、「天の心(Corazón del Cielo)」と「地の心(Corazón de la Tierra)」の存在を表明しながら地と天を結びつけた。チクチャンとは運動、宇宙の創造主、人間の進化、精神的成長、正義、真実、知性、そして平和のことである。
  • 長所:賢者、誠実、知的、リーダー、勘が鋭い
  • 短所:怒りっぽい、日和見主義で裏切りの可能性
  • 健康:この日生まれの人は、強い感情が痛みと苦しみを引き起こすことはあるが、本物の健康に恵まれる。怒らなければ、簡単に病気になることはない。
  • 祭事チクチャンは、創造主に対し、良き思考や良きアイデアを与えてくれるよう願うのに適した日。この日の祭事では、正義、英知、力、平等を願い、母なる自然において不平等がないようにと祈る。愛する人が帰ってくるように、和解がもたらされるように、そしてカップルのために願う日である。

参考文献[編集]

  • Calendario Guatemala Maya 17a. Edicion (Fundacion Centro Cultural y Asistencia Maya: CCAM)