ジョン・サントゥッチ

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ジョン・サントゥッチ
John Santucci
本名 ジョン・ルイス・スキアヴォーネ
John Louis Schiavone
生年月日 (1940-11-08) 1940年11月8日
没年月日 (2004-02-22) 2004年2月22日(63歳没)
死没地 イリノイ州シカゴ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 俳優、元金庫泥棒
活動期間 1981年 - 1995年
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ジョン・サントゥッチ(John Santucci,1940年11月8日 - 2004年2月22日)はアメリカ合衆国の元金庫泥棒、俳優。俳優としての活動期間は1981年~1995年頃。

略歴[編集]

元宝石泥棒のサントゥッチは「ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー」(1981)で、リアリティを追求するマイケル・マン監督の考えから犯罪者側の技術的なアドバイザーとして起用され、同時に俳優デビューした。劇中で高熱のバーナーで金庫を焼き切るシーンはサントゥッチが実際に犯行に使った手口を再現している[1]

その後「特捜刑事マイアミ・バイス」で3エピソードに出演し、「クライム・ストーリー」ではマフィアの子分のポウリー・タグリア役でレギュラー出演した。

テレビドラマを中心にいくつかゲスト出演をしていたが作品数に恵まれず、1990年代になると再びシカゴで犯罪の世界に戻ってしまい詐欺罪で数回起訴された。1994年、元警察官の仲間と複数の自動販売機から現金を奪った容疑で逮捕された[2]。逮捕時の彼は現金が入った袋と100種類もの小道具を携帯しており容疑を認めた[3]

2004年、癌により63歳で死去した。

フィルモグラフィ[編集]

公開年
放映年
邦題
原題
役名 備考
1981 ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー
The Thief
ウリッツィ 技術アドバイザー
出演
1985-1989 特捜刑事マイアミ・バイス
Miami Vice
ハリー・グラブス
チャールズ・ファスコ
デイル・メントン
3エピソード
1986-1988 クライム・ストーリー
Crime Story
ポウリー・タグリア 36エピソード
1988 ワイズ・ガイ/潜入捜査官
Wise Guy
ジョニー・パクラ 1エピソード
1989 メイド・イン・L.A.
L.A.Takedown
ジョー・コスマノ テレビ映画
Wedding Band Don Giovanni
1990 The Operation Lt.Gold テレビ映画
Mother Goose Rock 'n' Rhyme All the King's Men テレビ映画
1991 超音速ヒーロー ザ・フラッシュ
The Flash
ビッグ・エド 1エピソード
1992 ガバリン3
House IV''
チャールズ ビデオ映画
1995 Pointman 1エピソード

脚注[編集]

出展[編集]

  1. ^ John Santucci” (英語). Miami Vice Wiki. 2024年4月4日閲覧。
  2. ^ Reports, Staff (1996年5月18日). “CAUGHT WITH HEIST TOOLS, ACTOR HAS 1 LINE: `GUILTY’” (英語). Chicago Tribune. 2024年4月4日閲覧。
  3. ^ John Santucci - Trivia” (英語). IMDb. 2024年4月4日閲覧。

外部リンク[編集]