コア・コンピタンス

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コア・コンピタンス(Core competency)とは、ある企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。

ゲイリー・ハメルとC.K.プラハラードがハーバード・ビジネスレビューVol.68(1990年)へ共同で寄稿した「The Core Competence of the Corporation[1]」の中で登場し、その後広められた概念である。「顧客に特定の利益をもたらす技術、スキル、ノウハウの集合である」と説明されている。具体例として自動車産業が取り上げられ、ホンダにおけるエンジン技術(芝刈り機除雪機から自動車までコア技術を幅広く展開)や、フォード買収前のボルボにおける安全技術などが挙げられる。

出典

  1. ^ Hamel, G. & Prahalad, C.K. “The Core Competence of the Corporation”, Harvard Business Review, May–June 1990.