ウクライナにおける携帯電話

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ウクライナにおける携帯電話(ウクライナにおけるけいたいでんわ)は、ウクライナ移動体通信について述べる。

概要

ウクライナの最初の携帯電話サービスは、1993年にアナログNMTで始まり、ディジタルでは1997年と2000年から、それぞれGSM 900MHzと1800MHzで行われてきた。その後携帯電話市場は急激に発展して、浮き沈みはあったが、2021年末には利用者が54,800,000人いると見られている。[1]  

携帯サービス会社

ウクライナ全土で利用できる大きな携帯ネットワークに三社、キーウスター、ボーダフォン、ライフセルがある。三社ともにGSMを使っているが、他にIntertelecom社とPEOPLEnet社がCDMAを利用している。[2]

キーウスター

キーウスターはウクライナ最大の携帯電話会社で、市場の48パーセントを持っていると言われる。ロシアヴィンペルコム社が主要株主のオランダでの上場会社VEONの配下にある。

ボーダフォン

ボーダフォン・ウクライナは二番目の35パーセントのシェアを持っていて、もともとはロシアのモバイル・テレシステムズ社がボーダフォンの技術を得て設立したが、2019年末にアゼルバイジャンのネクソル持株会社(NEQSOL Holding)のバクセル(Bakcell[3])に売却された。

ライフセル

ライフセル)は17パーセントのシェアで、トルコの携帯会社トゥルクセルの配下にある。

端末

輸入または国内生産の様々な端末が使われてきたが[4]、比較的低価格の中国の「シャオミー」(小米)などが、人気を誇っている。[5]

21世紀の戦時下

2014年ロシアのクリミア併合2022年ロシアのウクライナ侵攻により、携帯電話のインフラへの被害は限定的であったが[6]スペースXスターリンク衛星によるサポートが試みられている。[7]

写真集

参照項目

脚注

外部リンク