ウイングスパイカー
バレーボールの ポジション |
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ウイングスパイカー(英: Wing Spiker)(中: 主攻)は、バレーボールにおいて主にスパイクを打つ役目をする選手のことである。
概要
ウイングスパイカーは攻撃の要であり、攻撃力の優れた選手に対してはしばしば『大砲』と呼ばれる。狭義では、レフトおよびライトからスパイクする選手をウィングスパイカー(WS)と呼び、レフトからのみスパイクする選手は、アウトサイドヒッター(OH)と呼ぶ。
アマチュアレベルでは、セッターの体の向きの都合上、レフトにエースを置いて、ライトはどちらかというとサブでブロッカーを攪乱させる役割を持つことが多い。ただし、トップレベルになると、両者の役割の差はほとんどなくなり、むしろ後述するスーパーエースはライトが担うことが多くなる。
スーパーエース
「オポジット」も参照
スーパーエースとは、レセプションには加わらず、攻撃のみに専念する選手のことをいう。
今まではセッターの向きからレフトの位置に配置されることが多かったが、近年ではセッターの対角(オポジット)に配置されることが多い。
常時攻撃に参加することから後衛からのバックアタックの能力が重視され、大きなジャンプを生み出す強大な跳躍力と強烈なスパイクを繰り出す腹筋力・背筋力が要求される。