XCMD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Cewbot (会話 | 投稿記録) による 2021年5月20日 (木) 10:17個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Bot作業依頼: Apple関連記事の改名に伴うリンク修正依頼 (Apple|Apple Computer) - log)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

XCMD(Extended Commandエックスコマンド)は、Apple Computerのプログラマ、ビル・アトキンソンが開発した、オーサリングツールであるHyperCard用の拡張機能である。HyperCardにはOSにアクセスするなどといった機能が省かれていたため、HyperCardが普及していた当時は、かなりの数のXCMDが開発されていた。

XCMDはリソースの形態をしており、Pascal言語やC言語BASIC言語などで記述される。同じくHyperCard用の拡張機能であるXFCNエックスファンクション)は、Extended Function、つまり外部関数のことで、値を返すこと以外はXCMDと大差はない。

現在ではHyperCardの開発が止まっているためほとんど使われることはないが、REALbasicが言語の拡張機能として、XFCNとともにサポートしている。

関連項目