Wikipedia:井戸端/subj/Wikipediaにふさわしい出典とは

Wikipediaにふさわしい出典とは[編集]

「Wikipediaを転載しているサイト」を出典として提示している利用者がいるのですが、このような行為は問題ないのですか? 当人は「ウィキペディアの引用サイト』というのは事実誤認で、『(ページによっては)ウィキペディアを引用した箇所を含むことがある』というのが正確なところ」だから自身の行動には問題ない、などと詭弁としか思えない主張をしています。要は「ウィキペディアを丸ごと転載したサイトを出典にするのは問題だが、ウィキペディアの大部分を転載しているが一部そうでないところもあるサイトなら出典にしても問題ない」と言いたいようです。しかし、ウィキペディアからの転載を大量に含むサイトなど、出典として利用してよいのでしょうか。

そんなことが許されるなら、なんでもありではないでしょうか。たとえば、ウィキペディアに出鱈目を書き込んでも、しばらく待てばその「Wikipediaを転載しているサイト」に反映されるというわけです。その後、から、「Wikipediaを転載しているサイト」を出典としてウィキペディアに脚注追記しておけば、出典の完備された記述の一丁上がりというわけです。こんなマッチポンプを赦すのであればどんなでたらめでも書き放題ではないですか。

そもそも「ウィキペディアの引用サイト』というのは事実誤認で、『(ページによっては)ウィキペディアを引用した箇所を含むことがある』というのが正確なところ」だったとしても、前者がだめで後者が許されるとは到底思えません。前者も後者もダメでしょう。だいたい、どんなサイトだって丸ごと転載したとしても、それにプラスアルファしてそのサイト独自の記述を書くでしょう(たとえばサイト名とか出典元とかそのサイトの運営者のリンクとか)。つまりほとんどの転載サイトは後者に分類される可能性があります。そのサイトにちょっとでもプラスアルファの文言があれば「『(ページによっては)ウィキペディアを引用した箇所を含むことがある』に該当するから問題ない」などと主張できることになったら、もはやどうにもならんでしょこれ。とりあえずリンクはっときゃいいでしょ的発想はなんとかならないでしょうか。 --以上の署名のないコメントは、114.49.34.250会話/Whois)さんが 2012年10月28日 (日) 17:58‎ (UTC) に投稿したものです。[返信]

  • Wikipedia:信頼できる情報源という方針記事があります。そのサイトが信頼できる管理人により維持されている(該当テーマについて博士号等を保有しているなど)かぎり、サイトの一部でウィキペディアを引用していてもさほど問題にはならないと考えます。いずれにせよ信頼できるサイトであるかどうかはもうすこし詳細に検討する必要があると考えます。匿名やペンネームなどで管理されているサイトはたとえ内容が非常に正確でよくまとめられたものにみえても、原則的には信頼できる情報源にはあたらないと考えられますので、直接引用するのではなく他の信頼できる情報源から起筆する努力が必要です。むろん著作権は非常に重要で、信頼できない情報源だからといって引用元を秘匿したり無断で引用たりしてはいけません。--大和屋敷会話2012年10月29日 (月) 03:59 (UTC)[返信]
  • コメント ウィキペディアを大いに引用・転記しておりかつ、それに寄りかかった論を展開なされているところは、これは一つのマッチポンプで、わけのわからないことりになります(時々、ウィキペディアの内容を100%真実と頭から思い込んで理論を展開していらっしゃるサイトまたはブログを目にして、頭がくらくらすることがあります)。ウィキペディアの情報源としての採用は見送るべきでしょう。ただし、批判や研究のために、あらゆる文献の一つとしてウィキペディアに言及している際には、特に問題は無いと思います。ウィキペディアのウの字が見えたらもうアウト、と言うわけではないのですね。ただし前提条件として、そのサイトを執筆・運営・管理等していらっしゃる方が信頼と権威有る専門家またはそれに相当するお立場をお持ちかどうかが大切です。どこの誰とも分からない匿名である場合には、それが採用されることはほとんどありませんし、ラーメン記事については現在日本で屈指と見られるラーメン評論家が丹精を込めて書いたトピックなどにつきましては、情報源として採用されることは当然あり得るでしょう。--Hman会話2012年10月29日 (月) 04:16 (UTC)[返信]
  • コメント 114.49.34.250さんの投稿記録を見ると「Wikipediaを転載しているサイト」とはWeblioのことのようです。ただ問題としている事例[1]を見ますと、出典に用いているのはウィキペディアからの転載ページではなく、タレントデータバンクからのデータのようです。この場合、Weblioではなくタレントデータバンクを直接参照すべきかと思います。タレントデータバンク自体の信頼性については、私はくわしくないのでわかりません。--Wolf359borg会話2012年10月29日 (月) 05:07 (UTC)[返信]
  • 「(ページによっては)ウィキペディアを引用した箇所を含むことがある」ようなサイトは、「信頼できる情報源」としては微妙なものだと思います。少なくとも、ある記述の出典がウィキペディアしかないようであれば、その部分はウィキペディアの出典として用いることができないのは、みなさんおっしゃっている通りです。何か他の情報源を出典としている部分があれば、その情報源を直接出典として使うべきである、これもいわれている通りです。それ以外の部分、つまり何も出典がないような記述については、そのサイトの作成者・著者がその分野の専門家かどうか、で判断すべきところです。本当の専門家であれば、どこの誰が書いたか保証されていないウィキペディアを出典とすることはまずありえないと考えられるので、つまり「信頼できる情報源」であるとはみなすべきではないと思います。--Calvero会話2012年10月29日 (月) 17:03 (UTC)[返信]
  • ウィキペディアは査読機能の外部化を方針としている一方、ウィキペディアの記事自体は査読を経ていない為、査読を経ていないウィキペディアの記事自体を出典とする循環参照を避ける必要があります。しかし、信頼できる情報源にウィキペディアの記事が丸写しされている場合には、当該記事部分について査読機能の外部化が実現されており、例外的に出典として有効と考えられます。但し、「ウィキペディアには『○○は、少なくとも××時代には確立されていた』とある。」といった形式で、地の文にウィキペディアを参照しているとエクスキューズが入れられている場合には、査読の範囲がウィキペディアの記事にその記載があることを確認するに止まっている可能性も考えられるので、注意が必要です。--4行DA会話2012年10月30日 (火) 12:01 (UTC)[返信]