Wikipedia:井戸端/subj/GFDLの解釈について質問

GFDLの解釈について[編集]

GFDLの解釈について質問があります。Wikipedia:著作権#ウィキペディアにおける翻訳には、GFDL4条を満たすため翻訳の際には言語間リンクが必要、という旨が記されていますが、これがない場合はGFDL違反→削除対象と考えて宜しいでしょうか? 具体的には、本文中に言語間リンクがない削除依頼/動物相で、要約欄の「en:Fauna」(リンクなし)を言語間リンクの代わりとしてGFDLを満たせるか否か、ということなのですが。--氷鷺 2007年10月1日 (月) 13:29 (UTC)[返信]

Wikipedia:著作権では、確かにリンクを求めていますが。原点に返れば『GFDL 4.改変のI』を、内部リンクにより手間を省いているものです(GFDL 4.改変のJ)。ここでは『network location』とされていますが別にプロトコル指定されているものではないので、「en:Fauna」というのが『リンクされているかどうか』というのはGFDL上の問題になりません(GFDLは、インターフェイスまで定めるものではありません)。 もちろん。『en:Fauna』というのが内部リンク以外の何かを示す可能性があるというのであれば大問題です。 結局のところ、別媒体に改変しようとする時にURLを調べるという面倒な手間が増えたでしょうが『履歴が辿れない』わけでは無く、GFDL違反とはいえないでしょう(ぶっちゃけ、検索フォームで検索してもらえば英語版へのリンクが出てきます)。ただ、現時点でのWikipedia内部運用ルール違反ではあります。次のウィキペディアンは、上手くやってくれるに違いありません。--秋月 智絵沙(Chiether) 2007年10月1日 (月) 15:23 (UTC)[返信]
秋月さんの投稿と競合しましたが、そのまま回答します。
Wikipedia:削除依頼/動物相の事案に限っていいますと、その履歴を見た人なら誰でも、その記事の初版が英語版のen:Faunaの特定版から翻訳されたものであることが一目瞭然ですから、GFDLに違反していないと思います。GFDLが履歴の継承を求めるのは、著作物の創作に寄与してきた者の氏名・名称を残すことによって、彼らの人格的、財産的利益を守るという趣旨に出たものですから、動物相の初版の要約欄のような書き方で十分ではないかと考えます。
ところで、現状の公式方針に反する意見を述べてしまうことになるのですが、言語間リンクを貼っても、GFDLの要件を満たすことにはならないと思います。なぜなら、記事の利用者が、言語間リンクを見たとしても、単に外国語版ウィキペディアにおける同項目へのリンクであるとしか認識せず、その外国語版記事の翻訳であるとは認識しないだろうと思うからです。
本件については、色々な人が色々な見解を持っているはずなので、他の人のご意見もいただきたいところです。--ZCU 2007年10月1日 (月) 15:28 (UTC)[返信]
おれは、履歴継承がめんどっちいし、要約欄に主要5ライターの名前を並べるのもめんどくさいので(だって誰が主流かって、履歴から版を精読しないとわかんないんだぜ)、最近は初版に翻訳元の全履歴を載せてしまい([1])、その旨を要約に書いておく。んで、すぐ次の編集でその履歴を消す。
これ、かなり楽だから。--Nekosuki600 2007年10月1日 (月) 15:45 (UTC)[返信]


一般論として、GFDLの解釈については、原則としてGFDL本文および「Wikipedia:著作権」に従うことが求められますが、いくらか解釈の幅には揺れがあり、どこまで厳密に追うべきかというのは、いろいろ微妙なところがあると認識しています。特に古い投稿では、多少柔軟に運用する必要があるのではないかと、思うところもあります。

今回のような、最近の翻訳で、履歴継承が微妙なものの場合、まずは投稿者のみなさんに連絡し、現在正しいとされる手順をお知らせの上、再投稿をお願いし、ご理解が得られたところで、本人同意として削除の後、きっちり継承した形で再投稿というのが最善ではないかと考えます。あるいは、返事が返ってこないところで、削除依頼として、継承の手続の是非をコミュニティに問う。

つまり、現状不備があるけれど、まったく駄目ではない、というような履歴の問題について、ライセンスや方針、あるいはそれらの理念などを持ち出して検討することよりも、納得の上で削除して、問題のない手順で確実に再投稿されるという道を採るのが、将来的にも、また執筆者の心情としても、よいのではないかなと考えます。

削除依頼提出の前に、いくらか面倒なことにはなりますが、余計な諍いを招くことを避けるためにも、氷鷺さんだけでなく、削除案件をチェックして頂いているみなさんにお願いします。

ついでに書いてしまうと、これまで削除依頼の、特に古めの案件を見ることが多かったのが、他の依頼も見るようになって思ったのですが、利用者ページの削除依頼や保護依頼、管理者伝言板など他の依頼系ページでも、依頼の前に当事者に呼びかけをしたり、対話を試みたり、読んで欲しい方針を具体的に示したりして欲しいと思うことがあります。その記事の執筆者間での争いであれば、頭に血が上ってたりもするのでしょうし、緊急の場合もありますが、依頼系のページを中心に活動して頂いている方々におかれましては、多少でも配慮して頂ければ幸いです。--Ks aka 98 2007年10月1日 (月) 21:24 (UTC)[返信]

皆様、御回答ありがとうございます。今回の削除依頼については、コミュニティの判断として「GFDL違反とは言えないため、削除は必要ではない」と理解しました。今後の対処については初版の投稿者の方の御意見に従いたいと思います。
ただし、各文書の記述については今後検討が必要だと思いますし(ガイドラインとしては厳しめに記述するのもアリでしょうが、ただ単純に「言語間リンクが必要」的な記述は修正の余地があると考えます)、できれば他の方々(特に管理者の方)の御意見もお聞かせ願いたいと思います。--氷鷺 2007年10月3日 (水) 12:43 (UTC)[返信]