Wikipedia:井戸端/subj/閲覧者としてのWikipediaへの要望

閲覧者ですが...[編集]

いつも何かとWikipediaを利用させて頂いています。

執筆されておられる方々の知識と、執筆の労力を思うと頭が下がります。
百科事典なのだから、仕方がないことかもしれませんが、ちょっと残念に思うことがあります。

記事の内容が豊富で、専門的で、より深い部分まで記述されていることは結構なことなのですが、
そうであるほど、多くの場合、読む気力を途中で失ってしまいます。
その結果、「Wikipediaではわからなかった」となってしまうことが多いことが残念です。

●●とは...で始まる概略部分がありますが、ここのボリュームを少し増やして、一般的なこと
(専門用語などを知らない人が読んでわかる内容)はこの部分でひととおり網羅して頂けたら...と思います。
逆に語源や略史は目次で分けられた「歴史」のところで読めればよいと思います。
可能であれば、概略部分にもいくつかの見出しが付けられると、読み手としては助かります。

例えば、病名などの場合、概略部分で
【症状】
【原因】
【治療法】
などの見出しによって知りたいことをすぐに見つけられ、より詳しい内容を知りたい場合には目次からたどって
語源、歴史、疫学情報などが調べられればいいなあ...と思います。

メインページに記事の本数が表示されていますが、書きかけ項目の内容のプアーさと、やたらに専門的な記事とでは、
そのギャップが大きすぎるように感じます。「概略部分において均質」を目指すことは難しいでしょうか。
勝手な意見ですが、ご検討頂ければ幸いです。—以上の署名の無いコメントは、122.29.189.211会話/whois)さんが[2007年9月22日 (土) 19:11 (UTC)]に投稿したものです。[返信]

利用者(≒Writer)と言うかこの場合は閲覧者(=Referer)の方、ですね。
ある程度のことは書けるでしょうが、専門書じゃないので余り治療法などの専門的なところは書けない場合があるため難しいと思います。もちろん治療法に関して最低限の記述が求められることはあるかもしれませんけどね。Wikipediaを読んだために誤った処置を施したり、誤った処置を行いやすい怪我や病気に関して注記がなかったために問題が起こるようなことは余り好ましくないですから。
また、書く側の問題としては知識がなかったり知識のある人間が書いてくれなかったりする問題があると思います。いろいろとまぁ難しいところがあると思いますよ。--Marine-Blue [ 会話 履歴 ] 2007年9月22日 (土) 20:14 (UTC)[返信]
むしろ「表記順序」「表記法」の問題なのかとも思いますが、やはり百科事典の記事は「○○とは××である」という定義から入り、概要、そして細項目……と進んでいくものだと思います。なので、目次前の概略部分を充実させるというのはあんまり賛成できません。--なのこえ 2007年9月23日 (日) 00:35 (UTC)[返信]
私は、「●●とは...で始まる概略部分がありますが、ここのボリュームを少し増やして、一般的なこと(専門用語などを知らない人が読んでわかる内容)はこの部分でひととおり網羅して」欲しいという希望は、投稿するときの心がけ・念頭に置くことの1つとして、意味のあるご提案だと思います。その分野の門外漢が「読む気力を途中で失ってしま」うほど充実した記事でならとくに、その記事を執筆者されている方々なら、素人が読んでも分かる概要をまとめておくことは難しくない、可能なことだと思います。
Wikipediaはたとえて言えば分散処理型で成長発展していくものだと思うので、「書きかけ項目の内容のプアーさと、やたらに専門的な記事とでは、そのギャップが大き」いのは当然の姿で、致し方ないところだと思いますが、とりあえず「『概略部分において均質』を目指す」というのは、努力目標としては有意義な目標だと思います。Uryah 2007年9月23日 (日) 01:21 (UTC)[返信]

ライターの視点で長く参加していると、読み手の視点が失われてしまいがちですよね。ですからとても意味のあるご指摘だと思いながら読ませていただきました。最近は冒頭部分を簡略化して「概要」という節を設けるのが一部で主流のようですが、実は「概要」というのは慣例で作られているだけで、冒頭部分こそが、概略・概要を簡潔に説明する場所としてふさわしいと思います。記事によりけりで、レイアウト上、概要の節を設けたほうがわかりやすいこともあり、どんなふうに説明してゆくか、悩みどころですね。専門性の高い記事の場合はなおのことですね。--はるひ 2007年9月23日 (日) 02:44 (UTC)[返信]

わたし個人としては、●●とは...の部分は 100~200字くらいにシンプルにまとめてほしいです。あまり詳細に書きすぎると「概略」でなくなってしまい、その後に追加編集されてズラズラと書き連ねているケースが、多々見受けられます。詳細については、その後の「概要」で記述したほうが良いと思います。--idea 2007年9月23日 (日) 03:00 (UTC)[返信]
冒頭の100~200文字というのはだいたい適量だと思います。分量や、概略という節を設けるかは、けっきょくは記事ごとに判断するしかないと思います。概要という節でも同じように、概略ではなく微に入り細に渡るような内容になっているものや、ずらずらと書き足されているものもありますね。概要という節を設けるのは推奨されているものではないので、全体のバランスなどを見て決めてゆくことになると思います。--はるひ 2007年9月23日 (日) 03:07 (UTC)[返信]
「ぬるい」小生としては「冒頭の定義」に2~3行、「概要」で3~5節から成る一般向けの全般的な説明、更により詳しく項目だって順を追った解説を…というのが読み易い記事なんじゃないかと思ってます。ただ「概要」部分に関しては異説を持つ方もおられるようですけど。記事作成者が専門家であればあるほど一般向けの平たく易しい文章というのは難しい性質があると思います。専門書や新書に共通する問題として、それらが各々の用語に関する基礎知識が無いと文全体が理解不能に陥る傾向があります。
ただ、専門用語はそれ一つ一つが高度な情報パッケージ(多くの概念を内包する言葉)となっており、専門分野を扱う上でそういった専門用語で思考することで、より効率良く情報を処理することができるという性質があります(荷物整理で、小分けされた小荷物が1000個あるよりは、あるていどまとまった大荷物が100個あるほうが、量は同じでも整頓し易いのです)。
そういった意味で、専門分野を専攻している専門家が記述すると、つい普段使い慣れた専門用語が並んでしまい、専門家にとっては意味を成す文章にはなりますが、一般の用を成さない(理解困難)説明となってしまいがち。
「読書百篇儀自ら見る」(意:何度も読み返せば、難解な本も意味が自然と見えてくる)とも言いますが、百科事典の、しかも(語弊はありそうだが)Wikipediaの玉石混交な記事の各々をその都度100回読み返せとは酷な話…個人的には百科事典の記事は一期一会なんじゃないかと思います。その意味で、(専門家諸氏には酷な話とはなるけれど)専門家になる以前に知らなかった言葉は括弧書きででも意味を付け足しておくとか、ちょっとした心掛けも必要なんじゃないか…とも?
まあ不注意な専門分野おたくともなると、専門用語を並べた文章を書き綴っただけで、自分も専門家になった気分を味わったりしてるみたいだし、いわんやその専門用語の意味を問うても曖昧模糊としたイメージしか持ってなかったりもするんですけどね(よくない方向に漏電中)。--夜飛/ 2007年9月23日 (日) 03:18 (UTC)[返信]

「閲覧者」さんへの返事です。読み手としてのご意見、ありがとうございます。ウィキペディア全体として、あるいは多くの項目に対して、「概略部分において均質」を目指すのは、残念ながらまだ困難であると考えます。十分な概略を書ける執筆者が、全分野に、各項目をカバーできるだけいるわけではありませんし、個々の執筆者が概略を書くことを最善と考えているわけではなく、「そこをなんとか」という形で方向付けをするような監修者・編集者がいるわけでもありません。概略を書くのは、実はかなり難しいことですし、ウィキペディアの特性を考えると、執筆者の意思を尊重するべき、と考える人もいるでしょう。しかし、既に検討が始まっているとおり、ご意見を頂ければ、それぞれの執筆者が、それぞれに応じることができますし、意見交換も行なわれます。そして、ウィキペディアでは、あなたも、編集に参加することができます。概略部分すら十分でない記事の概略を、是非加筆して、より良い記事になるよう、協力をお願いします。--Ks aka 98 2007年9月24日 (月) 17:15 (UTC)[返信]