Wikipedia:井戸端/subj/画像や音声等のファイルの、検証可能性や独自研究を載せない方法

画像や音声等のファイルの、検証可能性や独自研究を載せない方法[編集]

記事に画像や音声や動画などのファイルを用いてあります。 使用しているファイルが、独自研究ではなく、また検証可能であるために、 なにを参照すればよいのでしょうか?--2400:4051:6501:EF00:8637:6D32:3F2F:4826 2022年8月31日 (水) 10:04 (UTC)[返信]

コメント 質問の趣旨からずれていたらすみませんが、音声・動画ファイルが信頼できる情報源として使用に耐えるかどうかという観点でコメントします。(1) 音声・動画ファイルの出所(典拠)が明確であること、(2) すでに他所で公表されており、公表された場所(サイトなど)と公表時期もわかっていることの証明、(3) 公表されたファイルが第三者による審査(図書でいえば査読に当たる行為)を経ていることが両立できて、はじめて検証可能であり独自研究ではないと言えるのではないでしょうか。--小石川人晃会話2022年8月31日 (水) 10:32 (UTC)[返信]

コメントありがとうございます。 記述されているのは、ある音声や動画ファイルを記事の出典にする根拠ですよね。 ここでお尋ねしているのは、記事の内部にあるファイルについて、 そのファイルの内容が、独自研究でなくことを検証するための方法です。 例えばあるファイルがファイル名なりカテゴリなりでAとしてあるが、その内容が実際にAであることを検証する方法です。--2400:4051:6501:EF00:8637:6D32:3F2F:4826 2022年8月31日 (水) 10:50 (UTC)[返信]

コメント 記事中に使用されるファイルという観点でコメントします。記事の主題に関する画像において、特定の研究に基づかないもの、例えば建物や場所の外観・人物のポートレートなどには基本的に出典はいりません(投降者自身の著作物である場合。ただしその他の著作権や肖像権などに留意する必要があります)。特定の研究に基づく画像、例えば生物の分岐図などには「Yazaki et al. (2022) によるクラドグラム[出典]」のように根拠となる出典を付ける必要があります。記事中に使用される画像や動画に出典を付ける場合、キャプションに記述することができます。キャプションのつけ方についてはHelp:画像の表示をご参照ください。--火乃狐会話2022年8月31日 (水) 10:56 (UTC)[返信]
 追記 生物の画像については、投稿者=撮影者の場合撮影した地点・日時、種の同定の参考とした情報源(図鑑など)を明記していただくと「〇〇県で撮影された写真だが、文献では××県にしか分布しないとされている」「△△動物園で種Aとして展示された種を撮影した写真だが、公式サイトを参照すると現在は種Bとして展示されている」といった第三者による検証・修正が比較的容易になるかもしれません。ただし同所的に分布する場合(例:本州在来種のニホンイタチと外来種のチョウセンイタチ)など判断の難しいケースもあると思います。--火乃狐会話2022年8月31日 (水) 12:40 (UTC)[返信]
コメント (ご質問の意図にあっているかわかりませんが)画像の場合には次のようなことが言えるかと。
  • 私(㭍月例祭)が富士山の写真を撮影し、それを「富士山の画像です」といってアップロードする場合、それが本当に富士山の画像なのかは何の保証もありません。私が嘘をついていないとしても、間違って富士山の手前の小起伏を富士山と誤認しているかもしれませんし。
  • 一般に、世の中の百科事典の場合には、編集者なり出版社なりが記事内容に責任を負います。また、執筆者や編集者に分野の相応の専門家を配置することで担保としています。Wikipediaにはそれがないかわりに、「検証可能性」という手法を採用しているわけです。ところが、こと画像についてはそれがない。
  • 一つの解決策としては、発表済みかつ著作権の懸念のない画像を用いるという方法があります。つまり、明治に刊行されあらゆる意味で著作権が切れている本から写真を拝借する。これだと、その写真が確かに富士山だ、ということはその本の責任に帰すわけです。ただしこの場合には、古い写真しか使えないということになりますね。
  • 現実問題としては、画像の場合には、たしかに「この写真は本当にホニャララなのか、違うんじゃないか」という話は時々おきています。たとえば生物の種の画像とかで。
  • おそらく根本的な考え方としては、(1)全利用者が誠実である(嘘をつかない)、(2)間違いがあったとしてもその主題に詳しい利用者相互のチェックによっていずれ修正される、てとこだろうと思います。(実際上どうなのかってのはあるでしょうねえ)
  • 音声や動画となると、著作権上の懸念のないものを選ぶとなると画像よりも難易度が高い(選択肢が狭い)でしょうねえ。--柒月例祭会話2022年8月31日 (水) 11:15 (UTC)[返信]
コメント 例えば、動植物の種の記事に使われている画像・動画や音声が、本当にその動植物のものであることの信ぴょう性をどのように検証するかについて、質問者さんはお聞きしているのですよね。そうなると、Wikipedia(またはコモンズ)の中だけでは非常に難しいと思います。ファイル作成者(著作者)が第三者的にみてその分野の著名人で信頼に値する人物であるなら話は別ですが、ふつうは無名でこのプロジェクトに参加する人たちによる著作物である場合がほとんどですから、まずムリなお話だと思います。個人で検証するには、Wikipedia外のその分野の信ぴょう性が高いとされる資料と照らし合わせてみるという根気のいる作業が必要になるでしょうね。ただし、ファイルに埋め込まれている説明の中に、「外部資料からの引用である」などの説明がなされていて、検証するための手掛かりが載せてあるファイルであるならば、検証可能性は高くなり、独自研究ではないことの証明の助けになるかもしれません。対象ファイルが人物であれば、そのファイルをWikipediaで使用することについて関係者の外部サイトにも示してあることが、ファイルそのものの信ぴょう性を証明できるケースも考えられると思います。--小石川人晃会話2022年8月31日 (水) 12:15 (UTC)[返信]

コモンズの方針を見たところ、「中立的な観点」や「独自研究は載せない」に従う必要はないとされています。 https://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:Project_scope/Neutral_point_of_view/ja https://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:Project_scope/Neutral_point_of_view

一方でウィキペディアでは、内容の基本方針として「中立的な観点」や「独自研究は載せない」としています。 ウィキペディアの記事内容にコモンズのファイルを用いることは、方針に反するように感じますがどうなんでしょう? 技術的や制度的に現状では不十分で、いずれ解消されるのでしょうか?--2400:4051:6501:EF00:8637:6D32:3F2F:4826 2022年9月3日 (土) 06:23 (UTC)[返信]

  • 「ウィキペディア日本語版」と「ウィキメディア・コモンズ」はそれぞれ異なる方針で運営されていること
  • コモンズにアップロードできるのはコモンズの方針に合致したものであること
  • ウィキペディア日本語版に呼び出せるコモンズのコンテンツはウィキペディア日本語版の方針に合致したものに限られること
この3点を意識すれば何の問題もないでしょう。逆に『コモンズだとNG、ウィキペディア日本語版はOK』というケースもあります(WP:FOPWP:URAA)。--ButuCC+Mtp 2022年9月23日 (金) 23:22 (UTC)[返信]

現状ではコモンズのファイルのうち、ウィキペディア日本語版の方針に合致したもののみ引用しているわけではないですよね? 例えばこのような画像ファイルがコモンズにあり、ウィキペディア日本語版でも引用しています。 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Linemap_of_Atsumi_Line.svg https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E6%A9%8B%E9%89%84%E9%81%93%E6%B8%A5%E7%BE%8E%E7%B7%9A

この画像ファイルについて出典が皆無です。 現状では、ウィキペディア日本語版の該当記事を見て画像を見ても、はたしてその画像の内容が何を根拠としていて、 どの程度の妥当性があるのか、読者にはわかりません。 記述内容に出典が伴わないので、ウィキペディア日本語版の方針に合致していないと思えるのですが。--2400:4051:6501:EF00:70C9:3F6A:40EF:D82E 2022年9月29日 (木) 10:58 (UTC)[返信]

例示された画像については『渥美線 渥美半島と外界をつなぐ鉄路の物語』p.50がメインソースで、記事本文では関連する未成区間の詳細にかかわる箇所に記してありますが、不足であれば画像の直下にも付けた方が良いでしょうか。
出典についてはFile:Changes of the the Station in the Toyama Area 2020.gifのようにコモンズ側に掲載しても良いのですが、コモンズ側では画像説明にそこまで求めていないので、徹底させるのは難しいでしょう。これも結局自作の図だから参考にした情報源というものがあり、それを明記できるかも、という話であって、柒月例祭さんが仰った「富士山の画像です」というケースのような、写真における被写体の保証を「出典」という形でアップロード時に求めるのは限界があります。なので、「コモンズでは要求されないがウィキペディア日本語版では要求される要素」の解消はウィキペディア日本語版側での書き方(使い方)でフォローするしかないでしょう。コモンズの素材をウィキペディア日本語版に適した形にする作業ですね。
では具体的に何をやるべきかと言えば、本文の出典を充実させることですね。百科事典における画像とはそれが唯一の説明であるべきではなく、あくまで文章による説明を前提に、その視覚的補助として存在するものです。本文ありきの画像、という関係です。したがって、「ウィキペディア日本語版の方針に合致した」文章に付随する形で画像を掲載するならば、その根拠は既に本文にあるべきであって、それが無いなら本文に出典を付ければ問題は解消します。なので、画像の根拠を示そうとする際にやることは通常の無出典記述への対応と何も変わりません。無出典が原因で除去される可能性があるのは文章でも画像でも一緒ですから。その上で、どうしても本文の出典で間に合わない場合は、火乃狐さんも仰ったようにキャプションを活用したりして対応することになります(出典ではなくライセンスの話ですが、{{国土航空写真}}のように画像特有の断り書きが本文とは別に必要になるケースはあります)。--ButuCC+Mtp 2022年9月29日 (木) 14:19 (UTC)[返信]

富士山は比較的わかりやすいですが、山座同定という言葉があるように「地図や既存の写真を根拠としてなになに山を撮影した」などの出典が必要でしょう。現状をみるにほとんどのファイルに出典がないように見えます。またコモンズが別プロジェクトであるにせよ、出典を必須としない運営側の思惑も疑問に感じます。ファイルの素性を知っている人物がコモンズで出典を着けなければ、他者による後付けはほぼ不可能ですから。コモンズの方針は変えるつもりがないのでしょうか?--2400:4051:6501:EF00:E957:61A4:C299:87DE 2022年10月2日 (日) 13:01 (UTC)[返信]

ウィキメディア・コモンズの理念は「誰でも自由に利用できる画像・音声・動画、その他あらゆる情報を包括し供給する」ことであり、そもそも百科事典とは目指すものが違うので、ウィキペディアの「物差し」で考えても仕方がないのではないかと思います。もっとも、素性がはっきりすることが便利であることに変わりませんので、そういった情報がファイルについていたらベターではありますが。
あちらで言う「出典」というのもこちらとは若干意味が違っていて、そのファイルの出自、つまり著作権的に問題がないかというライセンスの観点から要求する要素になっています。したがって「own work=投稿者自身による著作物」である場合、ウィキペディアでいう「出典」的な説明をコモンズでは要求しません(File:Licensing tutorial ja.svg)。むしろ、自作物以外のアップロードの場合はライセンス面でクリアしている理由を色々と付記することになり、結果的にその画像の素性、ひいてはウィキペディアでの「出典」に相当する情報が載っていることが多いですね。
「運営側の思惑」というのが財団のことなのか、各プロジェクトのコミュニティのことなのか分かりませんが、いずれにしても「ウィキペディア日本語版のコミュニティ」はコモンズは管轄外なので、コモンズの方針への疑問も含め、そういった投げかけはコモンズの井戸端でした方がより現場の声が聞けるかと思います。--ButuCC+Mtp 2022年10月2日 (日) 16:06 (UTC)[返信]