Wikipedia:井戸端/subj/明治23年以降の古い地形図の利用の可否

明治23年以降の古い地形図の利用の可否[編集]

国土地理院の前身である旧陸地測量部・地理調査所の古い地形図などの利用に関する質問です。著作権に関しては、コモンズでは各地の著作権ルール/日本#団体名義の著作物に該当し、1967年末以前のものは著作権保護期間が満了になったと考えるのが妥当でしょう。一方でよく調べてみると、測量法の制約が保護期間満了のものにも適用されるとの資料があります。例として以下2リンクを挙げます。

著作権保護期間内の地形図等でも同じですが、以下参照リンクのとおり「インターネット上での提供」は測量成果の「複製」の承認が必要ということです。

したがって、著作権保護期間が満了になった1967年末以前の地形図等であっても、測量法およびその前身の陸地測量標条例(明治23(1890)年3月26日施行)制定以降の測量成果たる地図は、自由な利用ができず、コモンズに投稿できないし、ウィキペディアでも記事に掲載できないと解釈すべきでしょうか。

コモンズにはすでに10点以上の古い地形図がアップロード済みです(→Category:Maps from the Japanese Imperial Land Survey参照)。ウィキペディアでも画像を掲載している記事がいくつかあります(→例:飯島 (秋田市)穂積村囲堤松戸競馬場関ヶ原本戦の配置烏丸半島東桜島村)。

ちなみに、コモンズ井戸端日本語ページには同様の質問を行っていますが、まだコメントが付いていません。--Peka会話2023年6月30日 (金) 15:43 (UTC)[返信]

@Peka簡潔にいうとできません。国土地理院の地図の利用手続(測量成果の複製・使用申請)に関するよくある質問と回答

Q1-11. Webサイトに地図を挿入して利用したいが申請は不要か? ウェブサイトへの地図の挿入(貼り付け)は、書籍に地図を挿入する場合と同等と見なして、原則として申請不要とします。ただし、挿入した図をクリックした後に別窓が開き単体の地図が表示されるものや、ウェブサイトのメインコンテンツが地図である場合を除きます。それらについては、申請が必要な場合がありますので、地図の利用手続フロー【PDF形式:1,726KB】に従ってください。と記載されています。Commonsは別窓が開き単体の地図が表示されるものに該当するので申請が必要でしょう。申請自体は無料です。フェアユースの規定がアメリカにありますがCommonsでは認められていませんし日本語版Wikipediaも日本の著作権法の下でも著作権侵害とならないことを条件という条件がついているためアップロード不可能です。(Wikipedia:FAQ_画像などのファイル#フェアユースによるファイルのアップロードはできますか及びc:Commons:Fair_use/jaも参照)井戸端日本語ページよりもc:Commons talk:Licensingで質問した方がよいと思います。--Chqaz会話) 2023年7月3日 (月) 00:43 (UTC)一部加筆--Chqaz会話2023年7月4日 (火) 04:09 (UTC)[返信]

コメントがありがとうございます。コモンズでの利用は、Commons talk:Licensingに質問を投稿しましたのでその解答を待ちたいと思います。
ちなみに確認ですが、本件は日本で著作権が満了となっている1890年から1967年の地図についての話です。新しい地図と同様、ウェブで単体の地図が表示されるウィキペディアでの利用は不可というお考えでしょうか。測量法の規定が1890年まで遡って適用される旨はそのQ&AのQ1-18.に記載があります。--Peka会話2023年7月4日 (火) 16:37 (UTC)[返信]
@Peka自分は1890年から1967年の地図のことだとの認識です。--Chqaz会話2023年7月4日 (火) 23:40 (UTC)[返信]
分かりました。ありがとうございます。--Peka会話2023年7月5日 (水) 16:30 (UTC)[返信]

該当の地図を掲載している記事はファイルの除去を行います。

一方、今後も誤解による投稿が行われると予想されます。対策としてプロジェクト:地図などでの注意喚起(利用できる地図・できない地図の一覧を作成することを検討中です)などを行いたいと思います。--Peka会話2023年7月5日 (水) 16:52 (UTC)[返信]