Wikipedia:井戸端/subj/人物記事の読みかなの表記について

人物記事の読みかなの表記について[編集]

ここのところ、人物記事において、Infobox 学者テンプレートにある表記ルールのとおりに、読みかなをルビでなく本文の読みかな表記と同様にカッコ書きしてあるのを{{ルビ|}}によって改変してまわる(しかも、他に記事の価値を高める建設的な編集をおこなうのでなく、ただそれだけの)編集行為が目に付きます。 項目の作成にあたって第一文で{{ルビ|}}を使用していないことを考えるならば、見た目の雰囲気だけで{{ルビ|}}が安易に使用されるべきでないと私は考えます。技術的にはその方面の精通者ではありませんが、視覚障がい者向けの読み取りソフトを使用される方に配慮する観点からも、同じことが当てはまると考えられるのではないでしょうか。--東京オリンピック1964会話2023年6月3日 (土) 03:11 (UTC)[返信]

  • 返信 原則的に、記事本文ではルビの使用はNGです。読みがなは、井戸端(いどばた)のように、カッコを使って書きます。WP:NORUBYWikipedia:表記ガイド#読み仮名の要否)に規定があります。
  • 例外的に、表・Infobox・引用文内でのみ、ルビの使用が可能です。
  • Template:Ruby/docに注意喚起を追記しました。--柒月例祭会話2023年6月3日 (土) 03:41 (UTC)[返信]
    • (追記)こういうルールになっている理由(目的、経緯)を知りたければWikipedia‐ノート:表記ガイド/過去ログ12#rubyタグを使用した読み仮名表記についての改定案(2015年)、Wikipedia‐ノート:表記ガイド/過去ログ15#「ruby」以外の仕様と使い方について(2017年)あたりが参考になるでしょう。
    • かいつまんで言うと、(1)Wikipedia草創期(2006年頃)から禁止されている、(2)当時のHTMLの作法と2023年時点でのHTML作法は変化している、(3)しかしWikipediaのシステムはそれに対応しておらず禁止は継続している、といったところです。
    • 東京(とうきょう)
      とベタ打ちすると、読み上げソフトは、「とうきょうかっことうきょうかっこ」と読み上げるかもしれません。(おそらくソフト次第。[1]だと普通にカッコ内を無視する)
    • これを回避したければ、{{読み仮名}}を用いるというのがあります。
    • このあたりは2017年の議論で解説があります。なお、ご懸念のように「視覚障がい者向けの読み取りソフト」の挙動の点の指摘があります。(実のところ私自身は直接的にこれを知っているわけではなく、受け売りなのですが)「Wikiリンクのある語」に「よみがなルビ」を設けると、意図通りに読み上げられない(らしい)。
    • 実際のところは、各利用者の利用環境(各読み上げソフトの挙動次第)に依存するのではないかと思います。ソフト側の進化によりけり。--柒月例祭会話2023年6月3日 (土) 04:25 (UTC)[返信]
小生の投稿から時間を置かずに、これまでの経緯を含めた詳細な解説をくださり、本当にありがとうございました。頭の容量が小さいためにまだ全部をインプットできていなく(その点「かいつまんで」の要約は助かります)、理解が追いつくのに時間がかかりそうですが、Wikipedia の各所に関してご案内をいただいたことに感謝申し上げます。読み上げソフトについても留意しつつ、今後に工夫できることがないかなど模索してまいります。--東京オリンピック1964会話2023年6月3日 (土) 06:06 (UTC)[返信]
 追記 青空文庫の項目に「ルビの表記」(実際には読みかなの表記)の節があり、そこには視覚障碍者読書支援協会(Books for the Blind Association, BBA)が定めているルールというものがあり、青空文庫ではそれに基づいた表記がされていることが記されていました。その場合、読みかなに当たる部分を《》で囲むのは、ちょうど Wikipedia における読みかなのカッコ内表記とも共通している点で示唆的であり、参考になると思われました。
なお、私は上記の投稿で漠然と「視覚障がい者向けの読み取りソフト」と記しましたが、総務省が行っている「視覚障害者等の読書における技術的な課題等に関する調査」に幾通りかの分類があって、イメージしていたものは、そこでいう「パソコン用スクリーンリーダーによる読み上げ」にあたりそうです。--東京オリンピック1964会話2023年6月4日 (日) 03:27 (UTC)[返信]