Wikipedia:井戸端/subj/ツイッターの出典利用について

ツイッターの出典利用について[編集]

2023年7月1日からツイッターの閲覧に制限が加えられ、現状では最終的にどういう着地をするのか不透明ですが、仮にこの制限が永続的なものになった場合、Wikipediaでのツイッターの出典利用の方法もやはり変わるのでしょうか?私はWikipediaにとっては閲覧制限そのものよりも、「ログインしないとツイートを閲覧出来なくなった」という仕様変更の方が致命的だと考えています(誰でも検証可能な出典とは言えなくなったので)。私は記事にツイッターを出典として利用する場合、念のために該当ツイートのウェブアーカイブでバックアップを取っておいてあったのですが、このバックアップは誰でも閲覧出来る事を先ほど確認しました。ツイッターに限らず、オリジナルのページが残っている段階でのウェブアーカイブの出典利用というのはやった経験が無いのですが、そういった編集はWikipedia上で認められるものでしょうか?--30XTWY会話2023年7月4日 (火) 05:17 (UTC)[返信]

そもそもTwitterなどのSNSを出典として使わない方がよいです。インターネットの情報はいつかはなくなる可能性があるのでウェブアーカイブなどを利用することが推奨されます。{{Cite web}}の場合Template:Cite_web#アーカイブされたサイトの場合のような方法で可能です。--Chqaz会話2023年7月4日 (火) 05:48 (UTC)[返信]
ありえない話というわけではないかと思います。実際、ページがなくなった時にいちいち貼るという二度手間をしないために最初からアーカイブリンクをテンプレートにつけている編集者も見かけます。今回のTwitterの件がそうであるように、ログインやらなんやらを行わないと見れないということは全員が全員見れるわけではないわけですから、全員がリンクをクリックするだけで見れるアーカイブの方が適切な場合もあるかと思います。--Vestlus2023年7月4日 (火) 08:54 (UTC)[返信]
一時的なものらしいです。--某所のMさん^^ (ご指摘はこちら) 2023年7月6日 (木) 23:03 (UTC)[返信]

コメント ツイッターの出典利用については色々な課題があります。

  • まず出典については、(1)それが検証可能な情報なのか、(2)それは百科事典に書くに値する事柄なのか、の2点を検討する必要があります。
  • ツイッターは、(1)については「検証可能」と言えるでしょう。しかし(2)については難しい面があります。Wikipedia:検証可能性#通常は信頼できないとされる情報源にあるように、自主公表された情報源公式サイトなどは取り扱い要注意です。ふつうは、それが百科事典に書くに値する情報なのであれば、自己情報であるツイッター以外の第三者情報源が見つかるはずで、第三者情報源が見当たらないならそもそも百科事典に書くに値しない事柄、という判断をしていくことになります。
  • Wikipedia:検証可能性の観点からは、WP:PAYWALLあたりを参照していただければよいのですが、有償ログインを要することは何の問題もありません。
  • アーカイブサイトの利用は著作権の観点で問題が生じる可能性があります。また、その「アーカイブ」が真正に「元サイト」の複製であることを証明するのは難しい面もあるでしょう。(その点については、出典利用時に「webアーカイブである」ことを明記しておけば、いくらか責任は免れるかもしれません)
  • 一般に、ウェブ上のコンテンツは、いつどのタイミングで内容が書き換わったりするかもしれません。書き換わる理由は様々で、あるいは「当初の情報が誤りだったので更新した」という可能性もあるわけです。そのあたりを理解した上で使用する必要はあります。紙の情報源は、いちど刊行されれば内容が変わる可能性はないので検証可能性の観点で優れています(版が変わるなどはまた別の話)。
  • すなわち、「ツイッターのwebアーカイブ」は便利ではあるかもしれませんが、Wikipediaが情報源に求める品質の点では「あんまりよくない」というところでしょう。(絶対ダメとは言い切れない)
  • 全体としては、ツイッターでしか検証できない事柄を書くのは慎重に、ときには諦めることも必要、というところです。繰り返しますが、本当に百科事典に書くに値する情報ならば、もっと良い情報源が見つかるはず。それが見当たらないなら、書くに値しない情報だと判断することも必要でしょう。
  • あとは分野の傾向があります。適切な情報源が乏しい分野ほど、ツイッター類に限らずオンライン上の不確かな情報に依拠して「百科事典にb書くに値しない情報」を収集する傾向はあります。手堅い紙の情報源が充実した分野(学術分野)ほど、そうした難のある情報源は避けます。--柒月例祭会話2023年7月4日 (火) 09:14 (UTC)[返信]

(参考)英語版での議論 en:Template_talk:Cite_tweet#Tweets_might_need_to_have_a_registration_notice--bcxfu75k会話2023年7月4日 (火) 11:04 (UTC)[返信]

コメント 私自身ネット出典を活用している者ですので大きなことは言えないと前置きしますが、Twitterに限らずインターネット記事(あと電子書籍も範疇に含まれますかね)を出典に使うのは、原則的には好ましくないのかなとは思います。善意的に言えば「代替品」と言ったところでしょうか。:ネット記事の出典使用における課題のうち最も大きな事項と言えば「消去」でしょう。いくらウェブアーカイブがあったとしても全てのネット記事の網羅ができるかどうかと言えば微妙なところですし、紙媒体は基本「逃げて行かない」(「消去されない」「変更されない」という意味)ので、その点はネット記事より断然有利なのは確かです。一方で、紙媒体はどうしてもタイムラグが生じるとか商売上「底にたまった真に有意な情報」的な言及なものまで全部掬い上げているとはいいがたいデメリットがあることは否めませんし、「小回りが利く」という観点では紙媒体というのは不利なところがあります。そして何よりも、金銭的な負担がかかります。媒体の購入はもちろんの事、図書館に行くにしても交通費がかからない程度の一番近場の図書館に思っているような本があるとは限らず、また誰しもが国立国会図書館のような大規模図書館に行けるわけでもありません。なので、金銭的な余裕等々の理由でどうしてもネット記事に・・・という面があるのは十二分に理解すべきかと思います。横着とかなどの疚しい見方ではなく、「やむを得ない」と捉えるべきでしょう。一応の結論としては、「結局はケースバイケース」と言ったところで、あとは「偽アカウントやフェイク情報掴まないで、よく精査して」と言ったところでしょう。--Ogiyoshisan会話2023年7月4日 (火) 22:53 (UTC)[返信]

コメント「結局はケースバイケース」というのは全く同意です。
学会で定評のある学識者による専門分野に関するツイート、みたいなものもあれば、アイドルの「今日の夕御飯はパスタでした」みたいなものまであって、これらを一括りで「ツイッターの是非」を語ることは無理があります。往々にして、学術分野ではツイッターよりもしっかりした論文の類を情報源にして堅い情報を書く傾向があり、アイドル分野では「出典がある」と称して何でもかんでも全部書くという傾向があります。後者については、「ツイッターはどうなのか」というよりはWP:NOTFANSITEを考慮すべきでしょう。--柒月例祭会話2023年7月5日 (水) 02:29 (UTC)[返信]
  • 上の方々の意見と重なるところもありますが、そもそもSNSの投稿については一次出典による独自研究になりやすいので、できるだけ出典としての使用を避けるべきだと思います。個人的見解ですが、SNSをウィキペディアの出典として利用していいのは以下のような特殊な場合のみではないかと思います。
  • 非常に話題になり、報道などもされている投稿について、二次出典と一緒に一次出典として提示する。 例:#MeTooの記事で、MeTooという言葉が流行るきっかけのひとつになり、報道などでもよく触れられているアリッサ・ミラノのツイート…知恵蔵の解説と一緒に出典として引かれています。
  • 学術機関や政府機関などの信頼できそうな公式アカウントから発信されている投稿で、それ以外に適切な情報源が見つからないが重要であると考えられる情報が掲載されているもの。 例:自分が書いた記事ですが、リトル・クリスマス立項時にあまり日本語の出典がなく、やむを得ずアイルランド大使館のこの祭日に関する解説投稿を出典として引きました。これもより良い出典が見つかれば変えたほうがいいと思います。
  • 生年月日などの人物記事に最低限必要と思われる基本情報についてはっきりした公開の報道がない著名人について、本人がSNS投稿で明言している場合…これもより良い出典が見つかれば変えたほうがいいと思います。
それ以外については、たとえ学識者や著名人の発言であろうと、基本的には個人的な発言であり、引用はすべきでないと思います。上のような案件に該当する場合は出典としてよく、必要であればアーカイブをとって補足したほうがいいと思います。--さえぼー会話2023年7月7日 (金) 02:28 (UTC)[返信]

コメント Wikipedia:井戸端/subj/Twitterの休眠アカウント削除報道に伴うWikipediaの対応についてにも書きましたが、あくまで僕個人はアニメやゲームの制作スタッフによる裏話や、設定資料集でも明確になっていなかった部分の補足など、場合によってはTwitterを出典に使うのもありだと思っています。--ペン打ゴン会話2023年7月11日 (火) 12:40 (UTC)[返信]