Wikipedia:井戸端/subj/ウィキペディアの新しいライセンスについて、判りやすく教えてください

ウィキペディアの新しいライセンスについて、判りやすく教えてください。[編集]

なんか変になったけど、ともあれ表題の通りです。--220.210.110.108 2009年3月11日 (水) 02:51 (UTC)[返信]

概要的には、GFDLの翻訳者である八田さんの記事をご覧ください。大雑把に言えば、期限付きでGFDL 1.3のコンテンツをCC-by-sa 3.0に転換可能だと言うことです(僕は単に情報としてしか知らないので、厳密な解釈は勘弁してください)。--ゆきち 2009年3月11日 (水) 17:44 (UTC)[返信]

便乗して質問します。これって、詳細な履歴継承しなくても要約だけで各国語版プロジェクト間やウィキプロジェクト間の転記や翻訳転載がOKって事なんでしょうか? --ひゃくまんこのしあわせ 2009年3月17日 (火) 00:26 (UTC)[返信]

実際にライセンスの差分を読み比べてもらえると分かるのですが、1.2から1.3への大きな変更は、新設された"11. RELICENSING"にかかっています。これは、上記の通りGFDL 1.3のものをCCに置き換えることを謳ったもので、逆に言えば、それ以外の部分はほとんど変わっていません。つまり、全体がそのままGFDL 1.3に移行したとしても、1.2を採用している時点と、やることは変わりません("9. TERMINATION"の部分も幾分変更されているけど)。
もし、上記の質問が「CCに転換した後」であるならば、今度はCCの条件を満たしつつ利用することになりますが、「GFDL1.3を採用すること」がすなわち「CCを採用すること」ではないので、よそのサイトでCCで利用するならともかく、GFDLを採用しているウィキペディア上では何も影響することはありません。--ゆきち 2009年3月17日 (火) 05:31 (UTC)[返信]

公式なものではないですが、日本語版の利用者で以前検討したものが「Wikipedia:GFDL1.3のリリースについて」にあります。また、ノートに、追加の情報やリンクが示されているので、こちらも参照ください。

GFDL 1.3は、期間を決めてCC-BY-SA3.0への移行を可能にするものに過ぎなかったりしますから、1.3になること自体は、一部をのぞいては、普段の編集に大きな影響はないでしょう。

1.3を採用し、CC-BY-SA3.0への移行が行なわれることで、かなり変化が生じる可能性があります。とはいえ、現実的には、ウィキペディアは、GFDLからCCへの移行ではなく、GFDLとのデュアルライセンスになるという見込みのようで(ノート参照)、この場合は、ウィキペディアの編集者にとっては、これまでよりも制約がある(そのかわり、外部の利用の幅が広がる)ということになります。CC-BY-SA3.0とGFDLは、本質的には類似した条件を課すものですから、デュアルライセンスとなった場合に、新たに加わる制約も、それほど増えるものではないと予想されますが、日本の法律との兼ね合いやライセンス文の構成や文言の事情から、妙なところでコンフリクトが生じる可能性はあります。

詳細な履歴継承については、上記の通り、日本語版ではこれまで同様の運用をせざるをえないと考えられます。ただ、これは日本語版独自の運用と言う面もあり、外部利用の際の著作者表示についても話が進んでいるようで、この展開次第では、さらに他言語版との運用の違いが際立つことにもなりそうです。これどうすればいいのかなあ…。--Ks aka 98 2009年3月17日 (火) 06:03 (UTC)[返信]