極超短波
極超短波(ごくちょうたんぱ、UHF : Ultra High Frequency)とは極超短波帯 (300MHz - 3GHz) の周波数の電波をいう。波長は10cm - 1m。
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[編集] 概要
伝播の特徴としては電離層で反射せず地表波の減衰が激しいため、直進する空間波による短距離通信に利用される。また、波長が短くアンテナが小型化できるので移動通信に適する。
- 業務用移動通信
- 地上アナログテレビ放送及び地上デジタルテレビ放送 (470 - 770MHz)
- 軍用航空無線
- 無線航法
- 携帯電話(800MHz帯、1.5GHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯)
- PHS(1.8GHz帯、1.9GHz帯)
- 無線LAN(2.4GHz帯)
- XGP、モバイルWiMAX(2.5GHz帯)
- アマチュア無線(430MHz帯、1200MHz帯、2400MHz帯)
- RFIDなどで利用される。
[編集] テレビチャンネルとしてのUHF
2011年7月24日中(岩手県・宮城県・福島県は2012年3月31日)に、UHFに入っているアナログ放送も停波する。それまでは、このチャンネル帯にはアナログとデジタルが混在している。アナログ停波後、2012年7月24日までは、テレビの地上デジタル放送のチャンネルでは13 - 62chのUHFに入っている。2012年7月24日までに13 - 52ch(主に13 - 30chのローバンド帯)にチャンネルを集約させ、空いたUHF帯は携帯電話などのTV以外の用途に転用される事が国の方針により決定されている。そのため、2011年7月25日から1年以内に、53ch - 62chを使っている地上デジタル放送は52ch以下にチャンネル切り替えされる[1]。これにより、710MHz - 770MHzが空く。
またUHFアンテナは電波の性質上横幅が小さいので小型化しやすく、TV放送が完全デジタル化されるとアンテナ工事はアナログ時代より大幅簡略化が実現。横幅が大きく小型化が難しいVHF及びVU共用アンテナが無くなる分、アンテナ工事費及びその部品代はアナログ時代より大幅削減可能となる。UHF放送初期はUHFチューナーを持たないテレビも数多く存在したため、UHFコンバーターが用いられていた。
関東・近畿・東海地方では独立UHF放送局をUHFと呼ぶことが多い。また、かつてUHF波の民放局が1局だった地域ではその局をUHFと呼んでいた。現在では関東以外では、VHFとUHFとの違いは特に意識されずに視聴されることが多い。
- かつてテレビ神奈川では、「We are coming to you by Ultra-Hi-Frequency」とDJ風にアナウンスする自局のキャッチコピーCMが存在した。
[編集] 準マイクロ波帯
極超短波帯の周波数のうち、1 - 3GHzの周波数を準マイクロ波帯と言う。略して準マイクロ波、準マイクロとも言う。1980年代後半に800MHz帯が逼迫してきたため、官民共同で準マイクロ波帯実験実施連絡会を組織し新たな移動体通信用の周波数帯として開発された。この結果、1.5GHz帯が実用化されMCAや携帯電話に使われるようになった。その後も続々と移動体用を中心に開発がおこなわれているが、最近は特に準マイクロ波帯と呼ばれることは無い。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
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