M71

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M71 (NGC 6838)
Messier71.jpg
星座 や座
観測データ
種別 球状星団
赤経 (RA, α) 19 h 53.8 m (J2000.0)
赤緯 (Dec, δ) +18° 53.8' (J2000.0)
距離 13000 光年
視等級 +8.3
視直径 7
物理的性質
直径 _ 光年
絶対等級 _
特性 _
その他の名称

NGC 6838

Sagitta constellation map.png

M71(NGC6838)はや座にある球状星団である。

1745年1746年ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾーによって発見されたが、疑問視する人もいる。1772年1773年にケーラーが独立して発見し「非常に青白い星雲状の光斑」とした。ジョン・ハーシェルは「たいへん大きく、星数が多い。星の光度は11~16等」と記している。写真観測でロベールは「星が曲がりくねってつらなり、渦状星雲に似ている。周囲には17等級以下の星が曲線をつづる様子は渦状運動によって出来たのではないかと思われる」と記している。

球状星団としてはまばらすぎるし、散開星団としては密集しすぎる。また、球状星団としては星が球状にまとまっていない。シャブレーは最も密集した散開星団として分類した。また、1959年カフィーは異形の散開星団としたが、そうなれば距離が遠すぎるのが問題だとされた。このように、この星団が球状星団か散開星団かという論争が20世紀前半まであったが、現在では球状星団に分類されている。

双眼鏡では、やや広がったまるい星雲状に見える。口径8cmの望遠鏡では微星が見え始めてくる。口径10cmでマラスは「楕円に見え、明るい方の側はV字になっている」と記録した。ザゴーは「大きく拡散して球状。3.75インチ屈折40倍では星に分かれない。8インチ150倍で10個ばかりの星が見られる」とした。口径20cmの望遠鏡では中心部が球状になっている様子がわかる。口径30cmでは中心部はまだ星に分離できないものの、周辺部は完全に分離でき見事な眺めになる。口径40cmで完全に星に分離できる。

参考文献 [編集]

  • 中野繁 星雲星団の観測 恒星社、1978年
  • 浅田英夫 星雲星団ウォッチング 地人書館、1996年
  • ニュートン別冊 メシエ天体のすべて、2007年