Hobbit

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Hobbitとは1990年代初頭にAT&Tが設計したマイクロプロセッサである。 1980年代末にベル研究所C Machineの研究の経験を元に開発されたCRISP (C-language Reduced Instruction Set Processor)を元に開発された。C Machine, CRISPとHobbitはC言語に最適化されている。設計は高速な命令のデコードに集中され、アレイアクセスとサブルーチンをインデックス化した。ある意味ではRISCの様だったがその他はほとんど"oddball"デザインだった。市場の支持を集めることができずニッチな存在に留まり、商業的には普及せず、生産は1990年代半ばに終了した。しかし、その概念と発想は使用され、より有名なハードウェアに影響を与えた。

特徴[編集]

伝統的なRISC設計というよりもロードストア・アーキテクチャと呼んだ方が良い。メモリーはロードしたデータを演算機に送りメモリに戻す。

歴史[編集]

1987年、CRISPができた。多くは実験的だった。低消費電力のApple社のニュートンにAT&Tが採用を働きかけた。[1]結果としてHobbitは3 kB 内蔵バッファーの92010として1992年生産され92020は1994年発売された。6 kBだった。Apple以外には大口の採用はなかった。 HobbitはAT&T社独自のEO 個人通信機[2] PenPointオペレーティングシステムが作動する、GO Corporation社の初期の携帯情報端末BeBoxのプロトタイプ機で使用された(量産モデルではPowerPCに変更された)。商業的には成果がなく生産は終了した。

脚注[編集]

  1. ^ Bayko, John. "AT&T CRISP/Hobbit, CISC amongst the RISC (1987)", Great Microprocessors of the Past and Present, Section Six: Weird and Innovative Chips, May 2003
  2. ^ Kirkpatrick, David (1993年5月17日). “COULD AT&T RULE THE WORLD?”. 2008年6月10日閲覧。

外部リンク[編集]