GS1

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GS1 は、複数の地域にまたがるサプライチェーンの効率と透明性を高めるため、国際規格を設計・策定する国際組織である。GS1 の規格体系はサプライチェーン用規格として世界で最も広く採用されている。

概要

GS1の主な活動は GS1 System での開発であり、GS1 System はサプライチェーンマネジメントを改善するべく一連の規格を設計している。GS1 System は次の4つからなる。

  • Barcode - 商品などの自動認識
  • eCom - 電子商取引関連
  • GDSN (Global Data Synchronisation Network) - パートナー間で商品データベースを同期させる仕組み
  • EPCglobal - RFID技術を使った商品などの追跡

GS1 は、Uniform Code Council (UCC) と Electronic Commerce Council of Canada (ECCC) が国際EAN協会に参加する形で発足した。なお、UCC は後に GS1 US となり、ECCC は GS1 Canada となった。

本部はブリュッセルベルギー)とニュージャージー州 Lawrenceville(アメリカ合衆国)にある。100以上の国が加入している。

GS1は加入組織が使う国コードを保守しており、それに従ってGS1企業コードを割り当て、各企業がGS1識別子を作成できるようにしている。

なお、GS1識別子は必ずしもその商品の原産国を表しているわけではない。参加企業は世界のどこでも製品を製造できる[1]

脚注

関連項目

外部リンク