GAMESS

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GAMESS (General Atomic and Molecular Electronic Structure System) は、原子分子量子化学計算をハートリー-フォック近似をベースに行なうソフトウェアである。

RHF, ROHF, UHF, GVBおよびMCSCFにわたるSCF波動関数およびこれらのSCF波動関数に対するCI、二次の摂動論、Coupled-Cluster法による電子相関の補正やDFT近似などを含む計算が可能である。 構造最適化、遷移状態探索、反応経路探索に対してはNuclear Gradientが利用可能である。 エネルギーHessianの計算はIRやRaman強度に加えて振動数の予測も可能である。 溶媒効果は離散有効フラグメントポテンシャルまたはPCM (Polrizable Comtinuum Model) のような 連続体モデルでモデル化できる。 三次のDouglas-Krollスカラー補正を含む多数の相対論的計算や種々のスピン‐軌道カップリングオプションが利用可能である。 フラグメント分子軌道法 (FMO )が計算を小さな領域に分割して、非常に大きな系を精密に処理することに多く使用されている。 核の波動関数もVSCFやNEOコードによる核軌道の明示的な処理により計算できる。 単純な双極子モーメントから振動数依存のHyperpolarizabilityにわたる様々な分子特性が計算可能である。 有効コアポテンシャルやモデルコアポテンシャルとともに多くの基底関数が備えられており、本質的に周期律表全体が考慮されている。

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