ブルーノのしあわせガイド

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ブルーノのしあわせガイド
Scialla! (Stai sereno)
監督 フランチェスコ・ブルーニイタリア語版
脚本 フランチェスコ・ブルーニ
原案 フランチェスコ・ブルーニ
ジャンバッティスタ・アヴェリーノイタリア語版
製作 ベッペ・カスケット
製作総指揮 リタ・ロニョーニ
出演者 ファブリッツィオ・ベンティヴォリオイタリア語版
フィリッポ・シッキターノ
音楽 アミール・イッサイタリア語版
カエサル・プロダクションズイタリア語版
撮影 アルナルド・カティナーリイタリア語版
編集 マルコ・スポレンティーニイタリア語版
製作会社 Pupkin Production
IBC Movie
配給 イタリアの旗 01ディストリビューションイタリア語版
日本の旗 アルシネテラン
公開 イタリアの旗 2011年11月18日
日本の旗 2013年4月13日
上映時間 95分
製作国 イタリアの旗 イタリア
言語 イタリア語
興行収入 イタリアの旗 $3,264,563[1]
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ブルーノのしあわせガイド』(Scialla! (Stai sereno))は2011年イタリアコメディ映画。 脚本家として知られるフランチェスコ・ブルーニイタリア語版の監督初作品で、出演はファブリッツィオ・ベンティヴォリオイタリア語版フィリッポ・シッキターノなど。 気ままな独身生活を謳歌していた中年男が、その存在を初めて知った自分の息子と共同生活を送る姿を描いている[2]

2011年の第68回ヴェネツィア国際映画祭でコントロカンポ・イタリアーノ賞など計3部門を受賞した他、2012年の第57回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の新人監督賞などを受賞している[2]

日本では2012年4月から5月にかけて東京と大阪で開催された「イタリア映画祭2012」において『シャッラ/いいから!』のタイトルで上映された[3]後、2013年4月13日に一般公開された。

原題の「Scialla(シャッラ)」はイタリアのローマで流行した若者言葉。「Stai Sereno(スタイ・セレーノ)=まぁいいから、落ち着いて」の略で、英語の「Take it easy」に相当する[4]

ストーリー[編集]

気ままな独身生活を送っていた中年男ブルーノが、かつて一夜をともにした女性マリーナから、存在すら知らなかった15歳になった息子で問題児のルカを預けられて同居することになり、戸惑いながらも息子との絆を深めて行き、2人が名実ともに父子になって行く姿をユーモラスに描く。

キャスト[編集]

作品の評価[編集]

受賞歴[編集]

部門 対象 結果
ヴェネツィア国際映画祭 コントロカンポ・イタリアーノ賞 受賞
AIF賞
ヴィットリオ・ヴェネート映画祭賞
カプリ・ハリウッド映画祭[5] カプリ・ブレイクアウト・アクター賞 フィリッポ・シッキターノ 受賞
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 新人監督賞 フランチェスコ・ブルーニイタリア語版 受賞
脚本賞 フランチェスコ・ブルーニ ノミネート
主演男優賞 ファブリッツィオ・ベンティヴォリオイタリア語版
助演女優賞 バルボラ・ボブローヴァ
主題歌賞イタリア語版 アミール・イッサイタリア語版
カエサル・プロダクションズイタリア語版
Scialla!
ヤング賞イタリア語版 受賞
ナストロ・ダルジェント賞イタリア語版 新人監督賞イタリア語版 フランチェスコ・ブルーニ 受賞
脚本賞イタリア語版 フランチェスコ・ブルーニ ノミネート
主演男優賞 ファブリッツィオ・ベンティヴォリオ
助演女優賞 バルボラ・ボブローヴァ
主題歌賞イタリア語版 アミール・イッサ
カエサル・プロダクションズ
Scialla!

出典[編集]

  1. ^ Easy!” (英語). Box Office Mojo. 2022年5月25日閲覧。
  2. ^ a b ブルーノのしあわせガイド”. WOWOW. 2021年6月28日閲覧。
  3. ^ 作品情報”. イタリア映画祭2012. 朝日新聞社. 2014年8月30日閲覧。
  4. ^ 映画『ブルーノのしあわせガイド』公式サイト”. 2015年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月30日閲覧。
  5. ^ Premi: Capri Hollywood 2011” (イタリア語). CinemaItaliano.info. 2014年8月30日閲覧。

外部リンク[編集]