9 Songs ナイン・ソングス
『9 Songs ナイン・ソングス』(9 Songs)は、2004年のイギリス映画である。監督はマイケル・ウィンターボトム。
概要
地質学者のマットが南極で働きながら、過去を回想する形式の映画。彼が回想するのは、ロンドンにいたころ、米国からの交換留学生のリサと過ごした12か月の生活である。二人の愛の営みと、Brixtion Academyというライブハウスにおける映像が相互に登場する。愛の営みのシーンではマイケル・ナイマンが同監督の映画『ひかりのまち』のサウンドトラックとして作曲した数々の曲が効果的に用いられている。また、9つ目の曲として、本人の演奏シーンも挿入されている。
題名の意味
題名の「9ソングス」とはライブハウスでリサと聞いた、思い出の曲9つという意味である。その曲は以下である。
- "Whatever Happened to My Rock and Roll", Black Rebel Motorcycle Club
- "C'mon, C'mon", The Von Bondies
- "Fallen Angel", Elbow
- "Movin' on Up", Primal Scream
- "You Were the Last High", The Dandy Warhols
- "Slow Life", Super Furry Animals
- "Jacqueline", Franz Ferdinand
- "Debbie", Michael Nyman
映画倫理委員会
性交渉の場面が多いため、日本では映画倫理委員会によって18歳未満は観ることが出来ない映画に指定されている[1]。