.600/577リーワー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。海ボチャン (会話 | 投稿記録) による 2019年1月6日 (日) 03:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

.600/577リーワー
.600/577 Rewa
種類 小銃弾
原開発国 イギリス
製造の歴史
設計者 ホーランド&ホーランド
設計時期 1929年
生産期間 1929年–1957年
特徴
元モデル .600ニトロ・エクスプレス
薬莢形状 リムド、ボトルネック
弾丸 .584 in (14.8 mm)
首径 .613 in (15.6 mm)
肩径 .646 in (16.4 mm)
底面径 .697 in (17.7 mm)
リム径 .805 in (20.4 mm)
薬莢長 3 in (76 mm)
全長 3.83 in (97 mm)
弾丸性能
弾頭重量/種類 初速 エネルギー
750 gr (49 g) 不明 不明
出典:
The Spanish Association of Cartridge Collectors[1] &
Czech Moravian Society of Collectors of Cartridges[2]

.600/577リーワー (.600/577 Rewa) は旧型の大口径ライフル実包である。.600/577リーワー・ニトロ・エクスプレス、ホーランド .600/577、.577リーワーと呼ばれることもある。

概要

.600/577リーワーは、1929年にリーワー藩王国の王、マルタン・シンからの特注によりホーランド&ホーランドが開発したものである[1][2][3]

.600/577リーワーはリム付のボトルネック型センターファイア式実包で、.600ニトロ・エクスプレスを元に.577ニトロ・エクスプレスの0.582インチ (14.8mm) の弾頭に合わせてネックダウンしたものになっている。弾頭重量は750グレイン (49グラム)、装薬は110グレイン (7.1グラム) のコルダイトであった[1][2][3]

珍しい弾薬で、1957年まではホーランド&ホーランドが供給していた。現在でもイギリスのKynoch社から購入することができる[2][4]

関連項目

参考文献

外部リンク