高石恭子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高石 恭子(たかいし きょうこ、1960年 - )は、日本の臨床心理学者、甲南大学教授。

来歴[編集]

兵庫県生まれ。1983年京都大学教育学部教育心理学卒、88年同大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。1992年甲南大学文学部専任講師、96年助教授、2003年教授。学生相談室専任カウンセラー。

著書[編集]

  • 『臨床心理士の子育て相談 悩めるママとパパに寄り添う48のアドバイス』人文書院 2010

共編著[編集]

  • 『大学生がカウンセリングを求めるとき こころのキャンパスガイド』小林哲郎,杉原保史共編著 ミネルヴァ書房 2000
  • 『講座心理療法 心理療法と物語』山口素子、武野俊弥、川戸円共著 岩波書店 2001
  • 『現代人と母性 心の危機と臨床の知』松尾恒子共編 新曜社 2003
  • 『〈私〉という謎 自我体験の心理学』渡辺恒夫共編著 新曜社 2004
  • 『育てることの困難 心の危機と臨床の知』編 人文書院 2007
  • 『12人のカウンセラーが語る12の物語』杉原保史共編著 ミネルヴァ書房 2010
  • 『学生相談と発達障害』岩田淳子共編著 学苑社 2012
  • 『子別れのための子育て』編 平凡社 甲南大学人間科学研究所叢書「心の危機と臨床の知」 2012

翻訳[編集]

  • デイヴィッド・L.ミラー『甦る神々 新しい多神論』桑原知子共訳 春秋社 1991
  • カレン・A.シグネル『女性の夢 こころの叡知を読み解く』訳者代表 誠信書房 1997
  • N.クォールズ=コルベット『聖娼 永遠なる女性の姿』菅野信夫共訳 日本評論社 1998
  • ハリエット・レーナー『女性が母親になるとき あなたの人生を子どもがどう変えるか』誠信書房 2001

参考[編集]

  • J-GLOBAL
  • 『現代日本人名録』2002年