留女之女郎

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留女之女郎(るめのいらつめ、生没年不詳)は、大伴旅人の娘。母は丹比郎女大伴家持の同母妹[1]。「りゅうじょのいらつめ」、「とどまれるむすめのいらつめ」と読む説もある。

天平勝宝2年(750年)以前に、藤原南家の二郎(藤原継縄)に嫁いだ[2]。継縄の子藤原真葛の母と考えられている。

万葉集に1首ある [3]

脚注[編集]

  1. ^ 万葉集19巻4198 左注「為贈留女之女郎 所誂家婦作之。女郎者即大伴家持之妹」
  2. ^ 万葉集19巻4214〜4216
  3. ^ 万葉集19巻4184 左注「右 四月五日 従留女之女郎所送也」