無過失補償

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無過失補償(むかしつほしょう)とは、一般に、加害者の存在の有無に関わらず、事故被害者に対して補償すること。

日本での制度化[編集]

日本では、2009年、重度の脳性麻痺に対する産科無過失補償制度が初めて導入され、同年10月に計5件が初めて認められた[1]

概要[編集]

この「産科無過失補償制度」は、出産時における不慮の事態が原因で何らかの障害を負った場合、医師や助産師に過失がなくても、患者に補償金が支払われるという内容となっている。

海外での事例[編集]

ニュージーランド[編集]

ニュージーランド国内の事故による死亡・傷害に対する補償を目的として、1974年、ACC (Accident Compensation Corporation)という制度が創設された。これにより、ニュージーランド内で受けた怪我に対し治療費や補償金が支払われており、国民生活に必要欠くべからざるものとなっている。ただし、無過失補償の理念に則り、この補償を受ける事故の被害者は傷害・損害に対する賠償責任を問う訴訟を起こす事を禁じられている。

関連項目[編集]

出典・脚注[編集]

  1. ^ 「産科無過失補償制度」初の認定 出産事故、5件一括 (47NEWS/共同通信 2009/10/07)