瀬戸道一

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瀬戸 道一(せと みちかず、1899年明治32年)8月1日[1][2] - 1974年昭和49年)10月17日[3][4])は、昭和時代前期の朝鮮総督府官僚。咸鏡南道知事、京畿道知事。

経歴[編集]

瀬戸新左衛門の六男として広島県に生まれる[1][2]1924年(大正13年)東京帝国大学法学部独法科を卒業し高等試験に合格[2]。同年朝鮮総督府に出仕し、全羅北道内務部学務課長、同地方課長、江原道財務部長、京畿道財務部長、新義州税関長、江原道警察部長、平安南道警察部長、慶尚北道内務部長、京畿道警察部長などを経て、1942年(昭和17年)4月、咸鏡南道知事に就任した[1][2]。のち京畿道知事となった[5]

親族[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 日本官界情報社 1942, セ2頁.
  2. ^ a b c d e 帝国秘密探偵社 1943, 朝鮮57頁.
  3. ^ 「瀬戸 道一氏(全国引揚者団体連合会理事長)」『朝日新聞』、1974年10月19日、23面。
  4. ^ 「瀬戸 道一氏(全国引揚者団体連合会理事長)」『読売新聞』、1974年10月19日、9面。
  5. ^ 『元逓信院技師木村栄二郎外六名特旨叙位の件○元農商技師田頭宗一、元軍需技監深尾栄四郎、元朝鮮総督府京畿知事瀬戸道一外三名』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、昭和20年7月13日。
  6. ^ 帝国秘密探偵社 1942, 292頁.

参考文献[編集]