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書感堂(しょかんどう、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
師系・経歴は一切不明。『浮世絵師伝』に作画期を享保の頃とし、「肉筆美人画あり」と記す。「懐月堂流の美人画に就て」(藤懸静也)には「この一流に属すると考へられるもの」として「書感堂」の名が画系図にあり、懐月堂派の画風だったと見られるが、その作については現在不明である。
参考文献[編集]
- 井上和雄 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。97コマ目。
- 藤懸静也 「懐月堂流の美人画に就て」 『浮世絵界』第二巻第一号(新年増大号) 浮世絵同好会、1937年