普賢寺 (多治見市)
普賢寺 | |
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所在地 | 岐阜県多治見市大原町9-32 |
位置 | 北緯35度20分49.9秒 東経137度04分59.3秒 / 北緯35.347194度 東経137.083139度座標: 北緯35度20分49.9秒 東経137度04分59.3秒 / 北緯35.347194度 東経137.083139度 |
山号 | 象王山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 普賢菩薩 |
創建年 | 寛文12年(1672年) |
開山 | 了然玄超 |
開基 | 坂崎直重 |
文化財 | 市指定:木造釈迦如来坐像、円空作観音菩薩坐像、涅槃図、鐘楼門 |
法人番号 | 3200005008263 |
普賢寺(ふげんじ)は岐阜県多治見市大原町にある普賢菩薩を本尊とする曹洞宗の寺院で、山号は象王山。
寛文12年(1672年)に松本全久院13世了然玄超により、瑞光院という古寺の跡に建立された。この瑞光院については宗派など詳しい内容は知られていない。天和3年(1683年)には土地の寄進を受けて現在地に移転し、裏山の形状から象王山という山号がつけられた。その所在地が旗本林丹波守の領地であったことからその菩提所となり、林丹波守歴代の墓地が寺内に建立されている。所蔵する木造釈迦如来坐像、円空作観音菩薩坐像、長谷川等節筆涅槃図および弘化3年(1864年)に建立された鐘楼門が多治見市の文化財に指定を受けている。また、裏山の象王山には三十三観音の石仏が配されており、散策できるように山道が整備されている。
参考文献[編集]
- 多治見市 編『多治見市史』通史編 上巻 p755、756 1980年